その日、高松駅から走り出して、道中、あっちこっちに「うどん」の店がありました。
この表現は、むちゃくちゃにある、と言ってもいいのではないのでしょうか。
香川県の人は、どうしてこんなに「うどん」が好きなんだろうと思ってしまいます。
そして、愛媛県に入ると、とたんにパタッと、うどんの看板が無くなりました。
本当にウソのようにです。
となりどうしの県なんですけど、これほども違うものなんですね。
というより、香川県の人の「うどん好き」のほうが、だいぶおかしいのではないのかなとおもいますよ。
道中、ゆっくりと走って、町の雰囲気を感じながら行く、自転車旅ならではの「うどん感想」ですね。
「しまなみ海道」は、やっぱりいいですね。
でも、島に行くには当然に坂があって、登りと下りが、島の数だけあります。
この小さいブロンプトンでは、なかなか進まないです。
しまなみ海道の、島の登り坂は、押して行きました。
エッチラおっちらです。
まあ、それだけいっぱい、風景を堪能できたとおもえばOKです。
当日は、今治側から出発して、尾道で渡し船を下りたのは、陽が暮れるすこし前でした。
しんどかったけど、楽しかった。
翌日、尾道の町を一日散策しました。
テレビなどで尾道のいろいろな風景が出てますけど、いがいと、こじんまりとした町でした。
というより、“ちっこい町”です。
でも、雰囲気はいいですね。
なんとなくいいんです。
尾道の町で、クラシックな作りの映画館の入口に立って、尾道ラーメンにするかとどうかと、迷ったわたしでした。
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