新小平駅から走ってる途中の信号待ちで、小平市のマンホールのふたを発見。
どうも、ふたの絵の雰囲気は、小平の農村の感じですね。
のんびり感が出てますよ。
で、やって来たのは、東京ガスの「ガスミュージアム」です。
いろんな展示館があるなかで「ガス」をテーマにしたものは、たぶんここだけでしょうね。
正面のこの建物は、東京ガスの本郷出張所だったそうで、明治42年の建築です。
全面タイル張りでした。
そしてこっちが、千住工場の計量器室だったもの。
明治45年の建築です。
こっちもタイル張りです。
ねー、なかなかいいでしょ。
きょうは晴天なんで、レンガが空の色に映えてます(写真ではイマイチでしたけど)
どちらの建物も、現地からこの場所、小平市に移築したものですけど、どーです、この庭との雰囲気が、デキスギです。
きょうは土曜日ですけど、見学の人たちは、パラパラです。
それでは、ほぼ独占状態の、元の東京ガスの本郷出張所建物のなかに入りましょう。
ちなみに、このミュージアムの見学はすべて無料ですよ。
ここはガス灯館の1階。
このあと、ガス灯の点火展示があります。
もーしばらくお待ちください。
時間までの間、ご説明します。
この写真の真ん中は、ロウソクと燭台で、左の天井から下がっているものは、裸ガス灯の器具。
炎が魚の尾の形になるので、魚尾灯というそうです。
右側のまーるいものは、装飾用のガス灯です。
で、点灯しました。
これは、ガス灯がどんだけ明るかったのか、という説明です。
やっぱりロウソクとは比較になりませんでしたね。
そして、右側のまーるいガス灯は、灯りというより、完全に装飾用なんで、人が集まるサロンの入り口なんかに使ったのではないのかなーっと、勝手に想像しました。
こっちは、もっと明るい「ガスマントル」というもので、これはガスの炎のチラチラがありませんね。
よくできてます。
このガスの点灯の実演は、係の人の説明が、二重丸。
説明の構成がわかりやすく、たいへんによくできてました(パチパチパチ)
炎の実演のあとは、2階に来ました。
2階はギャラリーになっていて、階段途中にはこんな絵もあります。
この絵、ガス灯の点灯者が、ひとつひとつのガス灯に火を入れて歩いている図ですね。
のーんびりな風景です。
つぎは、元の千住工場の計量器室「くらし館」に入りますよ。
この角度から一枚パチリ、建物とガス灯が、いい塩梅です。
さて、くらし館の中です。
かなりスッキリしてますね。
くらし館ということで、テレビや新聞などの宣伝物も多く展示してありますよ。
なかでもこのポスターが良かったですね。
当時のポスターは、何をアピールしたいのか、ズバリの表現ですね。
これ、ガスのコーヒーメーカーです。
これを使ってる家っていうのは、どんな家だったんだろうね。
なになに?、ガス鉄道?
そしてこれは、ガスエンジン。
これって、今でも通用するのではないのかな。
だって、街の中には、天然ガスで走っている宅配のトラックがありますからね。
問題は燃費と馬力ですか。
こんな形のサロンストーブは、いままであっちこっち訪ねた、西洋館の中にあったかもしれないな。
ひと通り見て、外に出ました。
で、この街灯、炎のかたちが魚の尾になってるのがわかりますよね。
そしてこの庭園には、いろいろなガス灯があります。
ドイツ、イギリス、フランスのものもありますよ。
全部で11ありました。
ちょうど、係の男性がいられたので聞いてみると、このガス灯は年中つけっぱなしだそうです。
ということは、近所の人たちは、夜の灯りがついたガス灯を見れるんだね。
ガスミュージアムの、夜のガス灯を想像しながらポタポタしてたら、スンゴイのを発見。
二階のドアには、新聞がはさまってる!!!
なんで、どーして、こーなるの。
あー、今夜は眠れない。
○月日・2016年10月15日土曜日
○時間・11時~16時
○場所・東京都小平市
○距離・25Km
なかなか楽しめますよ
▶西洋館めぐりの一覧へリンク