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『川崎めぐり』その九  川崎駅前にある記念碑は世界へつながる「測量の基準点 緯経度標」

目次の項目は記事へリンクしてます。

 

二ケ領用水に沿ってポタポタ、川崎駅方向へすすんでいます。

 

この歩道の一つ反対側は、トラックがガンガン走る道路ですけど、すこーし外れると、こんなにのどかな雰囲気になるんですね。

 

これなら子供連れも安心して歩けます。

 

モニュメントは「経緯度標」

 

そんなんで、やって来たのは川崎駅東口です。

 

ここは駅前からすこし外れています。

 

そんな場所には、このモニュメントがありした。

 

以前にも一度来たかなー?

で、このモニュメントは「経緯度標」です。

 

それなに?って、ツッコミがはいりそうなので説明すると、日本の地図は永く日本式の緯度経度を使っていました。

 

そうすると世界中から「あんたんとこは緯度経度がおかしいよ」と、まさにツッコまれてしまい、それじゃあ世界式にすべーか、ということになった次第です。

 

ちなみに、わたしはGPSと自転車ナビの両方を使っていますけど、自転車ナビは日本式と世界式の両方で、地図のポイントを表示することができます。

 

そうすると、日本式と世界式では、だいたい500メートルの誤差が出ます。

 

目的地へ行くのに、自転車で500メートルのちがいが出ても、少し漕げはいいんですけど、地図表示を世界式にしないとまったく不便なのが、飛行機関係でしょうね。

 

500メートルも違ったら、着陸できないですよ。

 

緯度経度を世界式にした記念碑

 

そんなんで、世界式にした記念に、なぜかこの場所に記念碑を作ったというわけです。

 

世界式への変更は平成14年になってからなので、ごく最近の話ですね。

 

そしてなんといっても、国土地理院の地図利用の承認番号をもらっているわたしとしては「表敬訪問」でした。

この十字が、この記念碑の緯度経度です。

そんなたいへんに重要(?)な場所なんですけど、一般的にはまったく知られていません。

 

この記念碑のまわりは、スマホとニラメッコをしている人たちばかりです。

 

記念碑は、駅前のビルに囲まれてひっそりと建ってました。

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川崎市内めぐり 

 

○月日:2019年12月1日 日曜日

○時間:10時~14時

○場所:川崎駅

○距離:24Km