ブロンプトンで遠足

歩いて散歩・ブロンプトンで散歩

駒沢給水塔は、住宅の向こうに少しだけ見れるのがいいようです

アチーアチーと走ってきて、ここで停車します。

 

なんか、ふるーい雰囲気の門がまえですね。

 

ここは、世田谷区駒沢の住宅地のど真ん中です。

門には、年期が入ってヨタヨタの表札があるんですけど、ぜんぜん読めないですね。 

 

それでもよーく見ると「東京都水道局 駒沢給水所」って書いてありますよ。

 

そうなんです、ここには洋風の給水塔があるんですよ。

その表札の反対側には「双子の給水塔のそびえたつ風景」って、世田谷区さんが全面的に言ってます。

 

読むと、双子の給水塔は大正13年にできたそうです。

 

双子ということは、給水塔が二つあるということですね。

そして門の鉄格子の間から、警報機が鳴らないようにして、ありがたい給水塔を拝見しました。

 

この写真は、カメラのズームいっぱいで撮ってます。

 

双子の給水塔のどちらかの、頭のところだけがすこーし見えますよ。

 

もっと全体が見れのないかな。

 

ベストポイントを探しに移動しましょう。 

でこっち側に来ました。

 

さっきの門からは左側へ、100メートルの移動です。 

 そしたらこんな案内があるではないですか。

 

「世田谷区に残された渋谷町水道の歴史遺産」

 

フムフムと読むと、設計者は中島博士という先生。

 

中島博士がヨーロッパへ行ったときに見た建築のデザインを参考にして、博士が設計したそうです。

 

それで洋風デザインの給水塔になったんですね。

この案内板の場所からはお姿があんまり見れないので、さらに左側へ移動します。

 

住宅地の路地裏に来ました。

 

さっきよりかは、給水塔を多少多めに拝見できますよ。 

 

ご丁寧に、双子の給水塔って案内も出てます。

 

ということは、ここがベストポイントでここで見学してね、ということかな。

もうちょっと見れないかなーと、さらに左側の路地に入っていきます。

 

閑静な住宅地で知らない男が路地をウロウロしています、通報されなくてよかった。

 

で、ここからなら給水塔の曲線のデザインがわかりますね。

 

結局、路地をあっちこっち歩いても、これくらいのお姿しか拝見できませんでした。

 

近くのマンションの屋上ならバッチシなんでしょうけどね。

給水塔のお姿を拝見できるのはこれくらいなのかなー。

 

と、かなり残念な気持ちで帰っていく道は「水道用地」ということでした。

 

見てください、この道まっすぐですよ。

 

たぶん道路の下には、でっかい水道管が埋まっているんでしょうね。 

そして、ここにも何やら説明板があります。

「駒沢給水塔の装飾電球」と書いてあります。

 

それに、電球に明かりが点いた写真もありますね。

 

さっき見た給水塔の頭のところの丸いものは、電球だったんですね。

 

なんか、いいじゃないですか。

そんな給水塔のとなり町は、サザエさんの町です。

 

ちょうどお昼近く、歩道にはかなりの人出ですよ。

 

マクドナルドのお店の前は、たいへんな行列ができてました。

サザエさん通りの桜新町商店街振興組合さんの事務所の扉は、全面開放でした。

とうぜんサザエさんの美術館もお休みです。 

サザエさんの町を自転車を押して歩いていたら、町内の案内板を発見。

 

この町内にはなにがあるのかなーと、用もないのに眺めています。 

そしたらさっき見た給水塔、6月1日から7日まで、あの電球に明かりが点くということですよ。

 

ウーン、どうしょう。

 

でも夜の自転車は怖いですからね。

町内をウロウロして、写真映りがいい場所を探して歩いている軌跡です。

※上図は国土地理院タイルに場所等の名前や記号を追記して掲載

 



 

○月日:2020年5月27日 水曜日

○時間:10時~14時

○場所:世田谷区駒沢

○距離:28Km

 

●関連のいろいろ

 

●地図について

このブログに使われている地図や空中写真の一部は、国土地理院発行の電子地形図「タイル」、陰影地形図「アナグリフ」、地理院撮影の空中写真などを複製し、自転車走行軌跡や記号等を追加して掲載。国土地理院:https://maps.gsi.go.jp/