以前に駒沢給水塔を見に行きました。
それで、洋風の給水塔がほかにもあるんじゃないかなーと思って、地図をコネコネしていたら、ありましたよ。
池袋近くにある「旧野方配水塔」です。
Webの写真では、かなりの洋風建築になっていまね。
ただ駒沢配水塔のときのように、住宅街の中にあると全体をカッチリみることはむづかしいかなーっと思っていたら、この旧野方配水塔にも水道管のための道路があったんです。
多摩川が近い砧浄水場から、はるかかなたの池袋ちかくの野方まで、水を運ぶための水道管用の道路です。
その名前を通称「荒玉水道道路」っていいます。
ちゃんとした都道428号にもなっていますよ。
それで今回は、この荒玉水道道路を走破してみることにしました。
どれだけ直線がつづていているのか、どうしても見たくなったんです。
では今回走った「荒玉水道道路」がどんだけ直線かを、走った軌跡の地図にします。
つぎの地図がそれですよ。
都内で9kmつづく直線の道路って、ほかにありますか。
※上図は国土地理院タイルに場所等の名前や記号を追記して掲載
ということで、やって来ました砧浄水場です。
土曜日の午前の住宅街、この周りはたーいへんに静かです。
へんなカッコのおじさんは、わたし一人だけでした。
ご立派な砧浄水場です。
そして砧浄水場の前の道路がつぎの写真。
なるほどまっすぐです。
この道路の下を、水道管が通っているんですね。
じつはここ、何回も走っていたんですけど、まっすぐだったなんて、まったく気が付かなかったです。
しばらく行くとこんな看板があります。
4トンまでの自動車はOKだよってことですね。
だいぶ走ってここにいます。
ここは喜多見五丁目。
走ってきた後ろを見たら、まっすぐでした。
また走っていくと工事中じゃありませんか。
この看板を見てもわかるように、この工事がなかったら本当にまっすぐだったんですけどね。
しかたないです、迂回しましょう。
この工事現場は、喜多見五丁目の野川の脇でした。
そんな工事現場がある町内会では何をしているのかなーと、またまた町内会の案内板を見ています(まったく関係ないのにね)
「こけ玉」ってなんだろう?
健康体操講座ですか、いやなかなか元気でよろしい(町内の長老風に)
そんな案内板の先がこちらです。
ここもまっすぐです。
で、「のだばし」で休憩します。
ここは喜多見六丁目です。
この橋の脇をでっかいものが掛かっています。
そうなんです、これが水道管なんですね。
でもなぜかここだけ、水道管がむき出しになっていました。
写真ではわかりにくいけど、この管の直径は80センチから90センチくらいはありますよ。
この水道管の中を、どんな風にみずが流れているのかなー。
アチーアチーと、水をカブのみしてここまで来ました。
ここは砧小学校の前の交差点の脇です。
ここからもまっすぐです。
デッカイ自動車は入っちゃだめですよと、看板が言ってます。
そしてここは、京王線の桜上水駅のすぐ脇の路地。
ほらまっすぐでしょ。
で後ろを振り向くとこんな感じで、線路です。
この線路の下に水道管があるの?
たぶん水道管は脇道から曲がっているんでしょうね。
その場所はどこかというと、そらまめ保育園のとこですよ(よけいにわからない)
なんとか走ってきてここです。
わたしがいる後ろは甲州街道で、となりは桜上水郵便局。
見てください、かなり年期が入った車止めがありますね。
よく見ると、水道局用地となっています。
この車止め、角が取れてもうヨタヨタになっていました。
さすがわお役所さんのお仕事です。
ここで止まらない自転車があるんでしょうか。
いや、たぶん止まらない自転車がいたから、こうしてペイントしてあるのでしょうね。
ここは杉並区立向陽中学校の脇、神田川にかかっている神田橋を渡ります。
とうとうここまで来ました。
井の頭線の永福町駅の北側にある、荒玉水道の信号です。
このさきもまっすぐです。
永福四丁目のまっすぐは、さらに続きますよ。
走っていると??
このまま直進したら、家に衝突する。
杉並区立郷土博物館入口の信号のところのお家ですけど、このまま進むとブロック塀に追突するので、この家の右側の道路を行きますよ。
正しい水道道路のルートも、この場所は右側になっています。
壁にも衝突しないで無事来ました。
ここにいると、高い木立で囲まれて少しだけヒンヤリしています。
一休みしましょう。
わたしがいる右は杉並区立大宮中学校です。
この先はまっすぐな下り坂でラッキー。
○月日:2020年6月20日 土曜日
○時間:9時~16時
○場所:杉並区内
○距離:34Km 全コース
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