ハイ、またまたここに来てます。
JR溝ノ口駅に近い、二ケ領用水に掛かっている大石橋です。
きのうの天気とは打って変わって、カンカン照りですよ。
それで今回は、昨日の記事で判明した「川崎側の二子の渡し場」の正しい場所を探そうという企画です。
ではこの大石橋から出発しましょう。
ブロンプトン君で走って、10分でここに到着です。
以前にも来ましたね。
立て板には「旧大山街道二子の渡し場入り口」 とありますが、この路地の先は行き止まりですよ。
しかたがないので、ぐるーっと回っています。
さっきの入り口と書かれていた方向の場所も確認したんですけど、それらしいものは無いですね。
さらに自転車を押しながら、とうとう多摩川の川べりに来ました。
ここでも行ったり来たり、ウロウロしていましたよ。
と、突然にそれは現れたんです。
つぎの写真です。
こんなところに、ニョッキと立っていました。
「あんた、探したよ」
このあたり一面は雑草だらけ。
これじゃあ、ぜんぜんわかんないですよ。
ネ、しっかりと「二子の渡し」 って書いてありますよ。
柱の頭には、ここのご説明があります。
この場所はというと、もうこんなに多摩川の河川敷に入ってますね。
すぐ右側は多摩川サイクルロードです。
それでつぎの写真は、この場所から東京側、江戸側の「二子の渡し場」方向を見た眺めです。
いちばん右側の、細身のでっかいビルあたりが、その場所ですよ。
こんなに離れているんですよ。
ここで空想の想像です。
江戸側と川崎側の渡し場、たぶん、お互いに出発時刻はだいたい同じだったんでしょう。
お客さんのつごうで、それでも出発できないときもありますよ。
そんなとき、これだけ離れていたら、お互いの合図はどうしたのかな?
大声出しても、ぜーんぜん届かないよ。
のろしでも上げたのか?
それとも旗かな?
大水のときの相談は、どうしたのかな?
ということで妄想はいっくらでも沸いてきますけど、ここで国土地理院さんの地図を使わせてもらって、もっとわかりやすくしまた。
つぎの絵は、川崎側の「正しい二子の渡し場」になります。
(a)は、東京側の二子の渡し場
(b)は、正しい二子の渡し場
(c)は、紛らわしい二子の渡し場の案内
緯度経度も載せましたので、ぜひご利用ください。
※上図は国土地理院タイルに場所等の名前や記号を追記して掲載
ネ、この案内板がまぎわらしいんですよ。
○月日:2020年7月2日 木曜日
○時間:9時30分~14時
○場所:二子玉川
○距離:15Km
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●出典・地図について
このブログに使われいてる地図や空中写真の一部は、国土地理院発行の電子地形図「タイル」、陰影地形図「アナグリフ」、空中写真などを複製し、自転車走行軌跡や記号等を追加して掲載してます。
地理院タイル一覧ページ
https://maps.gsi.go.jp/development/ichiran.html