明日は雨。
という予報なので、いまのうちにと思って、多摩川の脇をポタリングしてます。
この写真には写ってないですけど、6月に入ってから、多摩川では鮎釣りの釣り人を見かけるようになりました。
鮎釣りが始まると、もう夏の入口です。
ペダルを回しながら、ウロウロしてたら、ン??
道路標識の横に、なにやら案内の柱がありますよ。
自転車を止めて、なんだこれ・・
エーッ、そうなんだ・・
全体的にカスレテしまって、でもなんとか読めます。
柱には、旧品川道(いかだ道)と書かれてます。
いままで、世田谷区内や調布の町のアッチコッチをポタリングしていて、品川道という言葉に何回も出くわしました。
なんとなく品川道に興味が出てきて、いろいろ調べましたね。
そして今日、ボーッとポタリングしてたら、また品川道に遭遇しましたよ。
これはなにかのお導きか・・
柱がある場所の全体のイメージは、こんなです。
写真の右の道が、品川道ですね。
この柱には、ありがたい説明が書かれているんですけど、雨風にさらされてゼンゼン読めないです。
写真にもまったく写ってません。
そこで、写真を拡大して文字に起こしたものを、引用します。
つぎは、向かって左側に書かれてる解説です。
この標柱の脇にわずかに残る道が、旧品川道である。
これより西は、布田までの間、旧道を拡幅、舗装したためかつての面影を失ってしまった。
品川に通じる道は多摩川団地入口の道路を横ぎり、南東にむかって狛江市の泉龍寺前を通って世田谷方面につづいている。
この付近は昔、矢ケ崎村と呼ばれ、あたり一面麦畑や桑畑であったという。
つぎは、向かって右側の写真です。
こちらも文字に起こして、引用します。
品川道は、今の府中に武蔵国府がおかれたころ、国府から東海道に通じる脇街道であったという。
その名称は、大國魂神社(六社宮)の大祭に用いる清めの海水を、品川の海から運んだことによるといわれ、もとは道幅一・二メートルの小道であった。
近世になると、筏乗りたちが多摩川の上流から河口まで材木を運びその帰り道に利用したので、「いかだ道」とも呼ばれている。
このような由緒ある品川道も、今では市内のところどころに残るのみである。
さいごは、裏側です。
大きな文字で、調布市教育委員会と読めました。
この柱は平成元年にこの場所にできたということなので、 そんなに古いものではないですね。
で、この標柱がどこにあるのかというと、調布市国領7丁目緑地、という小さな緑地にありました。
でも、これではまったくワカラナイですね。
もっと言うと、多摩川住宅入口の信号、があるところです(これでもダメかな)
●記録
月日:2021年6月26日 土曜日
時間:13時~16時
場所:調布市国領
距離:13Km
●関連したもの
いままでの品川道