こんな所に来ました。
小さな川に掛かっている橋の上です。
橋には小杉町１号橋と書いてありますね。
ここは、ＪＲ武蔵小杉駅から直線で５００ｍほどの、二ケ領用水の上です。
つぎの写真で、写真の立て方向の流れが二ケ領用水です。
流れは、写真の奥から手前へ流れてます。
そしてかモさんがいる、左方向の流れが渋川という小さな川です。
渋川は二ケ領用水が雨で大水になったときに、このずーっと先の矢上川へ流すための排水用の川なんです。
それにしてもこのカモさん、さっきから水浴びに夢中ですよ。
派手にバシャバシャするたびに、スーッと渋川方向へ、溺れるように流されています。
気が付いて、あわてて泳いで、また流されました。
おもしろいから、しばらく見てました。
ここに案内があります。
フムフムと読みましょうね。
どうも、こういう案内とか、町内の掲示版なんかがあると、シゲシゲと読んでしまいます。
なんでだろう？
なになに、むかーし昔、ここに水車があって精米をしていたそうです。
川崎市がこの立派な案内を作ったんだから、この渋川はナカナカすごいのかな。
ということで、本日はこの渋川を下って行って、終点の矢上川までポタリングします。
ここから終点までは直線で２ｋｍ、アッという間です。
渋川の左岸、桜の木の下をヨタヨタ走ってます。
たぶん歩いたほうが早いでしょうね。
では、遊歩道に降りてみますよ。
ナカナカ、いいんじゃないですか。
なんとなく、二ケ領用水の遊歩道に似てますね。
しばらく走って、この橋で休憩します。
橋からは、こんな風景がありました。
なんだか、のーんびりの空気が流れています。
ハイ、終点に到着しました。
なにしろ全長２ｋｍの距離ですから、アクビをしている間に着いてしまうんです。
それで、写真の左の流れが矢上川です。
自転車がある方向に、走ってきた渋川があります。
目の前のこんもりした草の先が、合流地点です。
あんまり早く着いたんで、走っている途中、写真を撮るのを忘れました。
到着地点には名所旧跡が、なーんにも無いから、即撤収します。
なんと言っても日陰が無いから、アチーです。
そして帰り道、信号待ちの三叉路にお宮さんを発見。
場所は中原区木月４丁目の石神橋よこ。
このお宮さんは、石神宮というそうです。
場所からしても、昔は村に入ってくる疫病を、追い払う神様なんでしょう。
お宮さんの後ろを、東海道新幹線が走ってるから、神様も毎日うるさいだろうな。
そして、こんなでっかい石柱もありますよ。
「府中新街道」と書いてありました。
その新街道がこちらの通りで、この通りは「尻手黒川道路」です。
でこちらが、旧道ですね。
新街道が直線的なのに対して、この旧道、地図で見ると自然に曲がっていますよ。
昔のまんまなんですね。
そうするとこの旧道には、いまでも古い家や、看板建築の家もあるんじゃないかな。
お宮さんでしばらく休憩したら、またまたワッセワッセと走りましょう。
あいかわらず、渋川に沿って走ってます。
ここは武蔵小杉駅まで、直線で１.５ｋｍ。
まわりの雰囲気を蹴散らすように、くっきりと目立って、このプレートがありました。
住吉ざくら・かるがもの里・住吉観光協会
なるほど、東急東横線の元住吉駅がすぐ隣りなので、住吉観光協会なんですね。
ここで気が付きました。
渋川の入り口にいた水浴びのカモさんは、かるがもだったんだ。
でも、かるがもの里というくらいだから、どこかにいっぱい隠れているのかな？
そんなことを考えながら、渋川の脇を走っています。
ふと川の縁を見たら、おおこれが「住吉ざくら」ですね。
そして、かるがもさんは、ここに隠れてました。
●記録
月日：２０２１年９月２１日 火曜日
時間：１０時～１４時３０分
場所：渋川
距離：２７Ｋｍ
●自転車で川沿いをポタリング
