JR南武線の府中本町駅から、北方向に直線で1000mの場所に来ました。
ブロンプトンの先には、歩道が続いています。
この歩道は、古い時代の鉄道の線路跡だったんですよ。
それは、旧国鉄の下河原線(しもがわらせん)です。
だーいぶ前にお役御免になって、いまはこんな歩道になりました。
下河原線についての詳しい内容は、Webを見てくださいね。
ということで、今回はこの下河原線があった歩道を、自転車散歩します。
今日はかなりアチーから、いつも以上にのんびり走りましょう。
すこし走ったら、こんなところに出ました。
なんとなく駅のホームです。
下河原線広場公園となってます。
この時間、ここで遊んでいるちびっ子はだーれもいません。
でもここは、この町内の散歩コースになっているんだろうね。
目の前には、下河原線の歴史って書かれた、デッカイ金属製の説明がありますよ。
ピカピカしてるから、最近作ったのかな。
この公園には、こんな具合に線路が残ってます。
こうして見ると、ここに電車が走っていたんだなということが、よくわかりますね。
ではニギニギしく、線路幅を測ってみましょう。
なぜか、いつもメジャーを持ち歩いている、へんなおじさんです。
線路の内側面を、だいたいで測りました。
アリャ?、ずいぶん大きな数字になっていますよ。
この下河原線は狭い軌道なので、1067のはずですけど。
イヤイヤ、この場合、イメージが大切なんですよね。
ここに線路があったというイメージが。
数字なんてどうでもいいサー(沖縄風に)
そんな多少太ってしまった線路は、この道路で止まっていました。
道路を渡ってのここからは、下河原緑道です。
古い線路の敷地は、緑道になっていました。
それにしても、この緑道かなり曲がってますよ。
ということは、下河原線もこんなに曲がっていたの?
そんな曲がりくねった緑道の先は、ここです。
横断歩道も何のそので、線路が敷かれてます。
木陰で休憩してたら、また案内板を発見。
こういうのがあると、どうしても読んでしまいます。
フムフム・ホッホー・なーるほど
昭和51年に、お役御免になったんですね。
ということは、この町内には、下河原線に乗った楽しい思い出がいっぱいの人たちが、おおぜいいるんだろうね。
さらにポタポタします。
見てください、ここはすーっと直線。
さっきのグニャグニャとは、ぜんぜん違う。
緑道には自動車が来ないから、こうして歩いている人も安心です。
ちなみに緑道にあるセンターラインは、自転車と人の区分けです。
左側が人、右側が自転車ですよ。
あんまり人が来ないものだから、こんなことをしました。
良い子のみんなは、まねをしてはいけません。
ヨタヨタ走ってきたのは、新田川緑道と下河原緑道の、緑道どうしの交差点です。
緑道の交差点の足元には、こんなタイル模様がありますよ。
線路のデザインかな。
では、ここの木陰で休憩しましょう。
それにしても、このお嬢さん。
いいかげんに帽子を被ったほうが、いいですよ。
水をガブガフ飲んでのながーい休憩の後、ワッセワッセと走ってきました。
しばらく走ったら、なんだか雰囲気の違った緑道になりましたよ。
そしてこれは、しばらく走って見つけた、町内の案内地図です。
これを見ると、現在地の少し右下まで、緑の線が描いてありますよ。
ということは、緑道はもう少し先まであるのか。
でも、ここから先の方を見ても、いままでのような緑道とは違ってます。
ということで、今回企画した「下河原線の跡の歩道を自転車散歩する」は、ここを終点とします。
アー、疲れた。
それで、目の前にお宮さんがあって、いいぐあいにベンチがありますよ。
ベンチに座って休憩しながら、ナビの電池の充電をしましょう。
ここで水筒の水をガブガフ飲んでいたら、風がソヨソヨ吹くではないですか。
たまらなくなって、このベンチに寝転んでしまいました。
キモチイイー。
たぶん、通りかかったおかあさんは、怪しい人発見、という目つきだったんだろうな。
今回のポタリングも、ダラダラと歩くようなスピードでした。
走った軌跡を図にしました。
どうですか、線路の跡地を使った歩道なので、みごとな直線とカーブになってますね。
●記録
月日:2021年9月24日 金曜日
時間:9時~14時30分
場所:府中市内
距離:34Km
●ポタリング中にメジャーでいろいろ測りました
●出典・地図について
このブログに使われいてる地図や空中写真の一部は、国土地理院発行の電子地形図「タイル」、陰影地形図「アナグリフ」、空中写真などを複製し、自転車走行軌跡や記号等を追加して掲載してます。
地理院タイル一覧ページhttps://maps.gsi.go.jp/development/ichiran.html