ひさしぶりに、世田谷線の「宮の坂駅」に来ました。
この駅にはなんどか来てますけど、そのたびに、ホームにいる人は数人です。都心の真ん中にある駅でも、こんなんですかね。
そんな静かな駅のホームの目の前にあるのが、この建物です。
ほんとに目の前で、手を伸ばせば届きそう(ウソです)
建物の名前は、世田谷区立宮坂区民センター
このセンターが何をされているのかはチト不明ですけど、ここは外来者でも自由にトイレが使えるので、自転車散歩の途中に寄るのにはグットです。
そして区民センターと宮の下駅に挟まれて、じーっと静かにしているお方は「江ノ電601号電車」君でした。
なんど見ても、この角度からの写真がいちばんイイですね。色ツヤが良くて、本日もお元気そうで、なによりです。
そしてここで、オモムロに取り出したるものは、「まねきねこどら」です。
小ぶりのドラ焼きですよ。
この近くは招き猫関係の店が、アッチコッチにあります。「まねきねこどら」は、ここに来る前に、近くの《まほろ堂 蒼月》さんという和菓子屋さんでお買い上げしました。
では、「江ノ電601号電車」君にみせびらかしながら、ドラ焼きを食べることにしましょう。
ヤーイ、ヤーイ、いいだろうー
ドラ焼きと大福を食べて、エネルギーを補給して、さらに走りました。ここは池尻稲荷神社です。
鳥居の前には、こんな石柱がありますよ。
旧大山道。
そうなんです、この神社の前の道路が昔の大山道なんです。
石灯籠の前にも、大山道の千社札が貼ってあります。
大山道は、大山街道っていう言い方もありますね。「大山街道」のほうが、なんとなくそれっぽくて、イイかな。
この札は、JR溝の口駅近くの商店街でも見かけます。
そして自転車を停めたところがこちらです。子守をしているお姉さんと男の子。
男の子の後ろに、説明があります。
長い説明なので、概要を載せますよ。
この池尻稲荷神社の入口わきに、昔「涸れずの井戸」と呼ばれる井戸がありました。
これはどんなに日照りが続いても、涸れることなしに、いつも豊な水をたたえていたので、こう言われていました。
とくに、雨乞いのための大山詣の際には、必ずここに立ち寄ったと言われます。
現在も、この水は、境内の中にあり、みなさんにおいしい水を提供しています。
平成元年三月 世田谷区
汗をフキフキこれを読んで、ナールホドとうなづいて、どうしても大山道を走ってみたくなった、おじさんでした。
●記録
月日:2021年10月8日 金曜日
時間:10時~15時
場所:世田谷区宮の坂駅とあっちこっち
距離:33Km
●大山街道のいろいろ