二子玉川駅前に来ました。
バス停の路線図の後ろに、イイもの発見。
つぎの写真です。
なにか貼ってあるでしょ。
それはコレでした。
この地図、見たことありますよ。
二子玉川の古い地図です。
では、拡大しましょうね。
地図の上側のはじっこに「玉川」とあるのは、現在の二子玉川駅です。
横にダラーッて描いてあるのは、多摩川ですよ(ややこしい)
そして玉川駅から多摩川までの間には、お店の名前がいくつもありますね。
ではじっくりと、多摩川の河川敷に沿って並んでいるお店を拝見しましょう。
右から、三洲亭、中家、月の家、富玉、玉泉亭とあります。
じつはこのお店は、ほとんどが料亭や宿屋やその関連でした。
明治から大正時代、二子玉川は行楽地でした。
川べりは舟遊びをする人たちで、たいそう賑わったそうです。
そして、こんな写真もありました。
いちばん大きいのは、渡し舟の写真です。
たぶん二子の渡し場の写真でしょう。
なんと馬が舟を待っていますよ。
馬さんの下の写真は、投網を投げているところですね。
多摩川はアユでも有名で、いっぱい獲れたそうです。
投網の左の建物は、現在の二子玉川駅のはじまりのころの建屋です。
なんとなくかわいい。
古い地図と写真を見たあと、多摩川の土手の上に出ました。
つぎの写真は、さっきの地図で料亭が並ぶ方角を見ています。
ひょろっとした松の木が、六本ありました。
この松の木は、いつからここにあるのでしょうか。
もしかしたら、料亭で一杯やっている酔客を見ていたかもしれませんね。
●記録
月日:2022年5月2日 月曜日
時間:10時~15時
場所:世田谷区あっちこっち
距離:徒歩