ここはかつての登戸宿。
目の前には「登戸宿と柏屋」という案内と、石の腰掛があります。
今は大きなマンションになっていますが、ちょっと前まで、ここには柏屋という古くからの料亭がありました。
この通りは津久井道。
そしてこの先を行けば、府中街道です。
古い資料を見ると、このあたりには商店が並んでいます。
多摩川を筏に乗って下って来て、登戸まで来た筏乗りは、この津久井道の先の筏宿で一泊したといいます。
料亭柏屋さんがマンションに変わったときに、ここに石の腰掛が置かれました。
柏屋さんは何を思って、ここに置いたのでしょう。
いま、この石の腰掛に座れば、津久井道を行き交う旅人が見えてくるかもしれません。
●記録
月日:2022年9月21日 水曜日
時間:15時~16時
場所:登戸
距離:徒歩
おまけ