ブロンプトンで遠足

歩いて散歩・ブロンプトンで散歩

観音菩薩さんの絵地図はたのしい

陽が当たったところは、だいぶポカポカしていますね。

そんなんで、ヨタヨタと歩いてきたここは、以前にも来た場所です。

多摩川白衣観音菩薩さんでした。

 

で本日は、この絵地図をもう一度見に来たんですよ。

なぜか、何度でも見たくなる絵地図です。

そして例によって、虫メガネで見ましょう。

こちらは、矢野口の渡し場です。

現在の矢野口の渡し場は、多摩川からだいぶ陸に入ったところに記念碑がありますけど、この絵の場合、渡し場はそのまんま多摩川の中でした。

 

ところで、渡し場になんで橋があるの?というご質問が聞こえてきそうです。

これは「仮橋」と言われていたそうで、川の水が少ない時期には、こうして仮橋が架けられたんですよ。

この仮橋を渡るのにもお金が必要で、仮橋によっては船の渡し賃の半額だった、という資料もありました。

シッカリしてますね。

そして次の絵は、宿河原近くの仮橋です。

この橋の奥に宿河原という文字があったので、今のJR南武線に宿河原駅があるから、たぶんそのあたりでしょう(想像するしかない)

 

よく見ると橋の絵の右側には、杖をついて笠を被った人と、そのお連れらしい人が橋を渡っていくのが見れますね。

仮橋はいつでも壊せるように手すりが無いので、老人には危ないね。

そんな仮橋をフムフムと見たら、近くにあるここに来ました。

いままで、自転車でよくこの前を走っているとき、ここは何だろうと思っていた場所です。

今日は門が全開で開いてたので、失礼して入りました。

見たところ、まあるい公園の雰囲気で、正面にポツンとこの案内がありました。

ドレドレ、なんだなんだ?

そしてこちらがその説明です。

ここは「玉川苑 石の広場」という名前だそうです。

そして足元の敷石は、昔の東京の都電で使われていたものということでした。

 

当時、都電敷設のために、日本のあっちこっちから集めたものらしく、ここにはその一部が残されているということです。

ふーん、そうなんだーと思ったんですけど、一番驚いたのは、最後の株式会社京王閣という文字でした。

アレー、京王閣競輪って公営じゃなかったのー?

というのも、すぐとなりは京王閣競輪場です。

 

自転車に興味はあっても、競輪にはまったく無関心なおじさんの頭の周りには、?マークが並びました。

そんな頭で石を見ているんですけど、いったいどの石がどこの産地なのか、ますます?が増えました。

 

●記録

月日:2023年1月5日 木曜日

時間:12時

場所:白衣観音

距離:徒歩

 

多摩川白衣観音菩薩さんでいろいろ

多摩川の筏道もよろしく