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日本全国の「富士見橋」で、額縁付きはここだけ? 成城学園 ・ 富士見橋

小田急線の狛江駅前にいます。

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狛江駅前には、こんな緑地がありますよ。

 

特別緑地保全地区という、すんごい名前ですね。

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この写真だけだと、山の中の風景のようですけど、ここは狛江駅前なんですね。

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で、着いたのは、ここ成城学園駅の近くの、富士見橋です。

 

ここは何度か自転車で通っていますけど、橋のこの四角いのがどうも気になって、なぜかとつぜんに、「そうだ、あそこに行ってみよう」ということになりました。

 

そして、この橋の名前が富士見橋だということを、初めて知りました。

 

それにしても、この四角いの、やっぱりヘンでしょ。

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その四角いものの横には、こんな案内がありました。

 

関東の富士見百景「富士山の見えるまちづくり」

 

なーるほど。

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ということは、こんなふうにしてみると、この四角い箱の中に富士山が見える、はずなんですけども、きょうはザンネンでした。

 

そーなんです、

 

この四角いのは、富士山をながめるための額縁だったんですね。

 

庭を造るときの設計のひとつに「借景」という方法があるそうで、遠くの風景を、自分の庭のいちぶにする方法ですね。

 

この橋の設計者も、そのやりかたを思いついたのかな。

 

これには、富士山の絵で有名な、横山大観もビックリでしょう。

 

なんとも、ニクイ設計ですね。

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晴れていればこんな感じで、富士山と周辺の山が、ここから見れるはずですね。

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橋の反対側の歩道には、こんなベンチもありますよ。

 

近くの人たちは、天気のいい日にはここに来て、額縁付きの富士山の名画をながめるんでしょうね。

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○月日:2017年11月5日日曜日

○時間:10時~14時

○場所:世田谷区成城学園

○距離:13Km