ここ、八王子市にある長池公園には、ちょっといい橋があります。
長池見附橋です。
この橋は、東京の四谷にあった四谷見附橋を、この場所へ移築したものです。
ではでは、ジックリと見ていきましょう。
天気がいいので、コンパクトカメラでも、きれいに写ってます。
橋の向こうに見えるのは、三角屋根のマンションかな。
日曜日のきょうは、この時間は、ピクニックの親子が多いです。
日当たりのいい芝生の上で、あちこちでお弁当を広げてますね。
わたしのすぐ横ではバーベキュー。
煙りが、こっちに流れてきて、ウマソー。
それでは、ブロン君を橋の上に停めて、見物の開始です。
明りは、左右に“ドッシリ”とあります。
細工もよくできてますね。
そして、橋の中央の欄干です。
デザインもシャレてます。
橋名板には、四谷見附橋、大正二年九月成とあります。
この部分がこの橋の歴史で、いちばん大事なところですね。
こちらは反対側の欄干です。
橋名板には、ひらがなで「よつやみつけはし」とありますよ。
向こうにある白い建物は、結婚式場です。
このクラシックな欄干との雰囲気はピッタリ。
なんと、池の方に降りるのに、自転車が通れるようになっているではないですか。
(かってにそう思ってる。たぶん車椅子用)
では、下まで降りてみましょう。
この橋を四谷からここに持って来て、再構築するのに、いままでの雰囲気を残して、どうやって表現するか、設計の力の入れようがわかるような気がします。
さらに、池のまわりを自転車を押してトコトコ歩くと、ここに説明がありますね。
これは、当時の設計図と写真です。
この写真は、大正8年の四谷見附橋ですか。
橋の完成から、6年後ということになりますね。
当時は、この橋の上を市電が走っていたんですね。
ということは、これは市電の軌道ですか。
そうなると、どうしても出番の人がいます。
測量係のメジャー君ですね。
写真係は腕をイッパイに伸ばして、アングルを決めています。
(広角レンズではないのでネ)
なーるほど。
軌道の幅は、100センチないんだー
それにしても、このレールの断面のタテ板(レールの腹部という)、
ちょっと細すぎないかい、だいじょうぶ?
この鋼材の組み込みも、たいへんだったんだろーなー。
これを見ていたら、2015年8月に行った、山口県の錦帯橋を思い出しますね。
錦帯橋は木材でこんな風に組んでたね。
ブロン君を池の中央に持って来て、記念写真です。
こどもたちは、池の近くにはいなくて、上の芝生で遊んでいます。
なので貸切です。
ひととおり見て回って、足元を見たらこんなの発見。
この公園には、たぬきが出るのかな。
のんびりした公園には、たぬきの足跡が残ってました。
○月日:2017年11月12日日曜日
○時間:11時~14時
○場所:八王子市
○距離:13Km
●四谷見附橋は二回行きました