横浜は開港160年ですよ。
ということで、今日はここ、県立歴史博物館に来ました。
連休中なのでお客さんがいっぱいだろうと思っていたんですけど、あいにくの雨で、館内はお客さんがチラホラ程度でした。
玄関では、日本に来た最初の漫画家、ワーグマンがお出迎えしてます。
この顔、かなりの個性が出ていますね。
ところで、今回の展示会を知ったのは、電車の中吊り広告でした。
いろいろと、横浜の開港当時の資料を漁っていて、パソコンの画面で見ていた資料がそのまま見れるのではと思って、やって来たんですね。
ではでは、入ります。
そんでもって、館内を一周しましたよ。
いやー来てよかったです。
いちばんの見ものはヤッパリ、あれですよ。
開港当時の「番所」が書かれた絵ですね。
じつは、横浜には関所に相当する「番所」がありました。
資料によると、20か所あったとありますね。
開港して、外人さんたちがワイワイいる関内へ、与太郎さんたちを簡単に入れるわけにはいきませんからね。
いままで、関内に架かっている橋のたもとにある番所の跡地を回ってきました。
番所は、東海道沿いにもいくつかあって、今日見たその絵には、番所がきれいに描いてありました。
番所の絵はパソコンで見ていたんですけど、ここにきて、じっくりとホンモノを拝見しました。
じつに、カッチリとシッカリと描いてありました。
満足ですー
で、当然なんですけど、内部は写真はダメですね。
それに、明りもずいぶんと暗いです。
資料の絵に影響が出ないようにと、明りを落としてます。
とうぜんといえば当然ですけど。
そして、ここは歴史博物館の1階にある喫茶室です。
チビたいアイスコーヒーを注文したら、こんなステキなコースターが付いてきました。
おもわず、写真をパチリですね。
こんなところにも、ワーグマンさんは活躍してます。
で、この木で作ってあるコースターを見ながら、
わたし・・・「コレほしーっ」
おばちゃん・・・「あたしたちも、ほしいですね」
とやんわり断られました。
手に入らなければ、写真にして持って帰ろうということで、さっきの入場券の半券と、このコースターとで、タッグマッチのワンショットです。
なかなかシックで落ち着いた喫茶でした。
この歴史博物館、なんど見ても、よく出来てます。
ではこから関内駅まで、馬車道を歩きます。
ふだんの土曜と日曜日、この馬車道は人が多いんですけど、きょうはこんな状態で、写真撮りにはいいですね。
ハイ、おなじみの絵タイルです。
馬車道らしい絵になってます。
ここはご存知の、ガス灯。
日本で最初のガス灯です。
馬車道を歩いていても、いがいと気付かないでしょうけど、わたしは積極的に注目して歩いているので、すぐわかりますよ。(そんなの自慢にならない)
関内駅も近くなってきたら、日本で最初のアイスクリームを作った場所の記念像です。
これも意外と気づかないでしょ。
有名なコーヒー店の前にありますよ。
このあと、すぐ先にある日本で最初の街路樹の記念碑の写真も撮りたかったんですけど、工事車両が駐車してあって残念でした。
まあそれでも、馬車道を少し歩いただけでこれだけの楽しいポイントがあるんです。
でも、まだまだいろいろありますけど「今日はこのくらいにしといてやるか」という雰囲気で、駅に向かいました。