世田谷区で富士山が見れる「富士見」の場所はどこだ、のつづきです。
まだやってますよ。
フムフムと、現地で撮った写真を見て思いました。
それは、
✔ この坂どれくらい急なの?
✔ 富士山はドッチの方向なの?
ということで、この二つを探ってみましょう。
岡本三町目の東京富士見坂
この坂どれくらい急なの?
つぎの絵は地理院地図のなかの、東京富士見坂のところを切り抜きました。
数字は標高で、端数は切り捨ててます。
坂の頂上が38mで、東京富士見坂の案内柱のところで19mでした。
標高差は19mですね。
そして次は、坂のところを縦の断面にした絵です。
この絵からわかるのは、横に100mの距離に、縦に19mの高低差があることです。
ということは、傾斜は19%ということですね。
傾斜が19%の坂って、スゴイですよ。
この数値を見て “ホントなの?”、と自分でも思いました。
勾配を測るとき、坂のどこにポイントをとるかで、傾斜の数値は違ってきますからね。
それでも坂の案内にあった次の言葉は、実感しました。
“この坂道はなかでも勾配が強く、急な坂をたどるとき国分寺崖線の傾斜を実感します”
今回の結果は、あくまでもわたしが出した数値です。
お役所が正式に出したものではありませんので。
砧四丁目の富士見公園
富士山はドッチの方向なの?
地理院地図を大きく広げました。
つぎの絵は、富士見公園から線を引いて、富士山の頂上まで伸ばした絵です。
なかなかの距離ですね。
そして上の絵のなかで、引いた線はそのままにして、砧四丁目の富士見公園を拡大します。
こうして見ると、この公園は三角の形だったんですか。
それで当日「富士山は、たぶんこっちの方角だろうな」と思って、写真を撮ってました。
それがアタリでした。
富士山は、目の前にある大きな木のズーッと先だったんです。
●出典・地図について
このブログに使われいてる地図や空中写真は、国土地理院発行の電子地形図「タイル」、陰影地形図「アナグリフ」、空中写真などを複製し、自転車走行軌跡や記号等を追加して掲載してます。
地理院タイル一覧ページ
https://maps.gsi.go.jp/development/ichiran.html
●前回のポタリングです