「こんなところがあったんだー」と、おもわず言ってしまったところでした。
園内はとんでもなく広くて、都内のあちこちにあった建物をここに大集合させたというわけでして、下町から財閥までいろいろあります。
建物好きの青空ポタは、あっちこっちキョロキョロの一日でした。
32kmでした。
ここが正面のビジターセンターです。
この日は「ジブリの立体建造物展」もあって、帰るころは、たいへんな行列でした。
三井八郎右衛門邸です。
三井家の総本家の家、とでもいうのでしょうか。
西麻布から移したとのことです。
京都にあったお屋敷のものも使われているとか、説明の女性の話でした。
その中です。
イヤー全体に品がありますね。
なんか空気が違うような雰囲気の部屋でした。
説明の女性の話では、三井家は絵師たちをかわいがっていたようで、この絵もその絵師たちの作品のようです。
これは当然レプリカでしょうけど、雰囲気は伝わります。
家が美術館になってます。
足立区にあった子宝湯です。
アニメ映画『千と千尋の神隠し』に登場する湯屋のモデルの一つと言われているようですね。
こちらが男湯です。
これぞ「銭湯の富士山」っていえそうな富士山らしい富士山です。
写真の女性は、こちら側にいる相棒のカメラのモデルをしてます。
ただいま入浴中のポーズでした。
男湯から女湯方面を見てます。
男湯にはタイル絵で、左が「那須与一」、右が「弁慶牛若丸」です。
そしてこちらは、女湯。
富士山はありませんでした。
タイル絵は、左が「さるかに合戦」、右が「雀のお宿」
それにしても、これらのタイル絵をカッチリと写真にしておけばよかった。
番台の上には、力道山とブラッシーの大試合を知らせる案内があります。
少年はこのポスターを見ながら、コーヒー牛乳をゴクゴク飲むのであった。
そして、入浴料金は金十五円でした。
銭湯でさっぱりしたところで、「常盤台写真場」に来ました。
写真館ではなくて、“写真場”ですよ。
板橋区の常盤台にあったものを持ってきたそうです。
ここは2階のスタジオです。
そして照明がこれ。
いやー、こんなので照らされたら、アッチッチの照り焼きになってしまう 。
でっかいカメラがありますね。
フィルムは4×5インチでしょうか。
ところで、このスタジオは現役でして、こんな案内もありましたよ。
ということは、この人たちは、照り焼き寸前の人たちだったのかな。
下町の全体はこんなになってます。
正面が銭湯の子宝湯です。
なんか変わった壁の家ですね。
ここは荒物屋さんでした。
小さい銅の板をいくつも重ねて、壁の模様にしてます。
神田神保町からのものです。
ハイ、荒物屋さんそのものでした。
鍋の積み上げが芸術的です。
荒物屋さんのお向かいが、タバコ屋さんです。
タバコ屋のおばあちゃんと猫のタマは、本日お休みでした。
このお店は、化粧品屋さんです。
台東区池之端にあった、村上精華堂というお店です。
“精華堂”というのがいいですね。
醤油屋さんです。
神田須田町の万世橋交番です。
明治の建築だそうで、ここにはトレーラーでそっくり持ってきたそうですよ。
トレーラーに乗った姿を見たかったですね。
そしてなぜか、ボンネットバスがありました。
この会場は、ここに載せた建物以外にもいろいろあって、一回の見物では見切れません。
400円でこれだけ楽しめる場所は、そんなにないでしょうね。