横浜の山下公園には何度も来てますけど、氷川丸は、ぜんぜん来てませんでしたね。
そこで、小学生以来の約50年ぶりになる見学に行きますよ。
受付で300円の入船料(?)を払って、こんな感じの通路を行きます。
ここからは、「順路」に沿って案内しますよ。
"氷川丸船内ツアー"のはじまりです。
一等児童室
明るい部屋でした。
部屋の周囲には、こんな絵がいっぱいあります。
なんか古い絵本を見てるようですね。
一等食堂
普通のレストランという感じです。
ただ、テーブルには宣伝チラシがありましたね。
これ無いとスッキリするんですけどね。
銀の食器です。
新人のコックさんがしっかり磨いたんでしよう、ピカピカでした。
秩父宮両殿下乗船のときの特別ディナーが再現されてます。
こんなに広いんですよ。
船の中とは思えないですね。
では、上の階に行きます。
この階段、雰囲気がイイでしょ。
一等社交室
ラウンジです。
なんか、どこかのビルにある、クラブの入り口みたいですね。
なんと、こんな注意が。
ここには、三等のお客さんは入れません。
談話室って雰囲気でした。
そして、通路にはいろいろな展示品があって、これなんかは当時のもの、そのまんまです。
海の上では、ダンスパーティーが頻繁にあったんでしょうね。
ディナーメニュー
これ、ガラス越しで、あんまりいい色が出てないんですけど、きれいでしたよ。
木版刷りのメニューです。
一等客室
そして、一等客室です。
広い。
そしてキレイ。
ここだけ見ると、古い映画のワンカットみたいですね。
飾り毛布
話しには聞いてましたけど、本物を見たのは初めてです。
花のようにつくるのは、“花毛布”というそうです。
何十種類もあって、給仕さんたちが、次々に伝授していったそうです。
一等特別室
いちばんお高い部屋です。
コテコテに作ってあります。
なんとなく、飾り毛布も一等客室より大きいですね。
お風呂がありますよ。
間取りは、このお風呂をはさんで、右に居間(下の写真)、左に寝室(上の写真)です。
船長室
いがいにあっさりしてるのが、船長室でした。
なんといっても、これが船長室の証明でしょ。
船長寝室
ここも狭かったですね。
船長浴室
ここで業務案内。
“係の方、船長浴室の掃除をしてください”でも、広いです。
さすが船長は、部屋を三つも使ってるんですね。
操舵室
さっきまで、小さい男の子が、これを一生けんめいに回してました。
操舵室からの眺めです。
こんなふうに見えるんですか。
レーダーって、いつ頃からあったんでしょうか。
無線室
JGXC、コールサインですか。
操舵室のすぐ後ろです。
白いデッキチェアー。
機関室
写真で表現しずらいものに、物の大きさがありますけど、ここはその代表でしょ。
本物を見ないとわからないですね。
クランクが、とんでもない大きさです。
機関室は、3フロア吹き抜けです。
機関室の電話は個室でします。
ドアのガラス窓から、厚みがわかりますね。
三等客室
ここは庶民的なところ。
ここの人たちは、毎日ワイワイ、ガヤガヤの船旅だったんでしょう。
船内ツアーが終わって外に出たら、横浜港遊覧の「マリーンルージュ」が休憩中でした。
○月日・2015年6月10日水曜日
○時間・10時~15時
○場所・登戸→横浜・山下公園氷川丸
○距離・40Km