ワッセワッセと走って、こんな案内が見えてきましたよ。
そろそろ陶芸の町、有田に入ります。
しばらくして道路のあちこちに、焼き物の窯の看板が目立ち始めました。
なんと有田焼のデパートまであります。
こちらは、古い陶器の100円ショップでしょうか。
店内をのぞいてみましたけど、だれもいませんでした。
このお宅のご主人は、焼き物が好きで好きで、こんなになりました。
この道案内も、焼き物でできてます。
ということは、これは有田焼ですか。
日本一高価な道案内ですね。
で、着いたのは陶山神社。
ご当地の名前の、そのものズバリでしょう。
で、この神社は鳥居が焼き物でできてます。
ここがポイントですね。
日本中さがしても、たぶんここだけでしょう。
鳥居のほかにも、陶器でできたものはいろいろありますよ。
この狛犬も焼き物です。
こっちは「ん」ですね。
こちらは「あ」
さて、町内をポタします。
見える範囲はぜんぶ焼き物の店です。
道の両側に、陶器のお店がずらーっと、ならんでいます。
陶器が大好きな人は、たまらないでしょうね。
この「一子相伝」という文字が気になりました。
絵付けに使う五色の絵具をあつかっているんでしょうか、なんかすごそう。
いまいる場所は、赤絵町です。
どうですか、赤い絵の町ですよ、そのまんまですね。
焼き物の町の名前らしいでしょう。
ハイ、有田駅に到着です。
この駅には休憩で寄ったんですけど、いいもの発見しました。
駅構内の観光案内所のよこに置いてありましたよ。
有田のお土産にどうぞ、ということで、お持ち帰り自由だそうです。
これはなにかなーと思って、観光案内のおばちゃんに聞きました。
そしたら、焼き物を焼くときに、下に置く座布団のようなものだそうです。
これがないと変形してしまうそうです。
手にとってみると、素焼きの陶器のような感じで、表面に粉っぽいものがうっすらとついてます。
持って帰りたかったんですけど、自転車でガタガタしたら簡単に割れてしまうので、残念でした。
それに、これ。
有田名物「焼きカレー」
特製カレーと有田焼の器の両方のどちらも楽しめると、観光案内の紳士は話してました。
ひとつで二度たのしいですね。
有田駅のマンホールのふたです。
さすがに有田焼ではなかったですね。
やってきましたここは、柿右衛門の窯元です。
しっかりと店内は撮影禁止でした。
東京のデパートを、いろいろと見物に入ったことはありますけど、このお店の品物は、だいぶ格がちがいますね。
素人が見ても、高級感が漂ってます。
たいへんにお高いものが、ずらりと並んでます。
それぞれの値札の数字のケタが、かなり多いですね。
また、店内のレイアウトがいいです。
「手にとってどうぞ」と、案内の方は言いますけど、落としたらタイヘン。
少し離れて見てました。
そういうことで、ここでの写真はこの柿の木だけ。
人間国宝の柿右衛門さんちの、庭の柿の木です。
ある意味スゴイものですよ。
樹齢200年。
ここで、有田町にさよならします。
そして数十メートル走ると、伊万里町の案内が、熱烈歓迎してました。
この案内も焼き物です。
全面的に焼き物になってました。
伊万里焼のロードギャラリーを実施中です。
しかし、いたずら書きもないんですね。
これをそのまま東京の町に置いたら、数時間後には無くなってます、ゼッタイに。
町のみんなが、高級な品物をいつも見ているので、だーれも持って行ったりしないんですね。
なんともいい町だなー。
伊万里のマンホールのふたです。
たぶんその昔、伊万里焼きを海外に輸出するときの、船のイメージを絵にしてあるんだと思いますけど、正しいですかね?
そんな伊万里の町の、こちらのニワトリさんはたいへんに元気でした。
実際の色具合は、この写真よりずーっといいですよ。
こちらは高級なイメージ。
そして静かに流れる伊万里川です。
おだやかな町に流れる川の近くで、こんな花が咲いてました。
○月日・2015年9月23日水曜日
○時間・8時~15時
○場所・佐賀県武雄→伊万里
○距離・36km