多摩川サイクルロードを走ってます。
一休みに寄った場所ですけど、こんなものがありました。
ここは「多摩川の渡し場」だったんですね。
この案内板の絵をよく見ると、なんと自転車を載せようとしてますね。
こんな小さい舟で、自転車を運んだら、転覆するのではないかなー。
そんな余計な心配をしている「多摩川の渡し」も、いまでは、電車が元気に橋を渡ってます。
当時、渡し船を漕いでいたおじさんが、この風景を見たら、どんな感想を言うのでしょうね。
「多摩川の渡し場」を後にして、調布の町をのんびり走ってます。
この「ブルーライン」は、自転車専用ラインで、ときどき見かけますね。
自転車が盛んな愛媛県には、あっちこっちにありますよ。
そんな自転車用ブルーラインは、アッという間に、消えてしまいました。
ブルーラインが無くなっても、ちゃんとここに到着しましたよ。
そうです「国立天文台・三鷹」です。
また来てしまいました。
前回ここに来たのは、2013年10月14日でした。
調布飛行場の帰り道で、たまたま遭遇したんでしたね。
でも今回は、じっくりと探検します。
なにしろ、熱烈歓迎されてますから。
そして前回とおなじに、受付で手続きをします。
もらったワッペンは胸にぴったりと貼り付けましょうね。
不審者で無いことの証明ですから。
地図をよく見て、この赤い場所が見学コースです。
それ以外の場所は、見てはダメということで、ダメといわれると、どうしても見たくなるねー。
ということで、出発します。
コースのところどころに、このような星の案内がありますよ。
ちびっ子には、ちょっとムヅカシイかなー。
最初に来たのは、ここ「天文台歴史館」
この頭のところの半球型のドームは直径15メートルで、当時はこの半球を作るのに、造船技師の助けを借りたそうです。
舟の底を作る技が必要だったんですね。
そんなタイヘンな思いでできた建物は「大赤道儀室」という名前も、もらいました。
これを見るのは2回目ですけど、イヤー、やっぱりでかい。
65センチの屈折望遠鏡です。
いまでも観測は可能だそうです。
この天井の雰囲気は、実際に見ないとわからないだろうなー。
この接眼部分ですけど、前回はだいぶブレた写真になってしまいました。
この場所はかなりうす暗いですけど、今回は、名機「リコーCX1」なので、なんとかこんな具合にできました。(これ手持ち撮影です)
そんな大きな望遠鏡の横には、ひっそりと、ガリレオの望遠鏡(レプリカ)があります。
昔も、天文には計算がいっぱい必要ですね。
その計算は、手回し計算機が一手に引き受けていたのでしょう。
観測助手が汗をカキカキ、回していたのかな。
そしてここは、その65センチ望遠鏡の真下です。
実際には建物の1階になります。
ところで、この写真の縦の柱ですけど、カメラの水準器をONにして、この柱にピッタリつけてみたら、なんと垂直でした。
あたり前といえばそうですけど、この建物は1926年の建築で、上にはデッカイ望遠鏡があって、しかも地震があったりで、それでもまっすぐ垂直です。
あんたはエライ!!(へんなところに感心してる)
そんなたいへんな仕事をしているのは、この無口な土台さんでした。
これもデッカイよ。
この頭のところの、キューッとしたところの先に、望遠鏡が乗っかってます。
おつかれさまです。
さて、つぎの場所へ行きましょう。
あまり見学者が来ないので、落ち葉も踏まれないで、そのままです。
オッ、こんどは木星の説明案内ですか。
こっちは、水星です。
水星さんの案内の先には、この「第一赤道儀室」がありました。
なんか、鉄人28号のアタマみたいだな。
そんな失礼なことを言ってはいけません。
この建物は、この三鷹キャンパスで、一番古い建物ですよ。
この日は、太陽黒点の観測のデモをしていました。
学生さんが、まじめに、来る人たちに説明してます。
なんと、この望遠鏡は全体を「おもり」で動かしてます。
下の写真の床に近いところが「おもり」ののぞき窓。
電動ではないですよ。
この装置のすごいところを、学生さんがいろいろ説明してくれてますけど、ほとんどぼんやり状態でした(すみませんねー)
だけど、しっかりわかったのは、これを作った会社は、ドイツの、あの、カール・ツァイス社ということでした。
○月日・2016年11月13日日曜日
○時間・10時~15時
○場所・三鷹市・国立天文台三鷹
○距離・26km