下の写真を見て、ピンッ!ときた人は、自動車ラリーのツーですね。
このトラックは、パリ・ダカールラリーに出た、ホンモノのトラックの「日野レンジャー」です。
案内板の優勝という文字が、特別大きいです。
説明の女性の話では、このレンジャーさんは、運転席のスイッチ一つで、タイヤの空気圧をコントロールできるそうです。
そして、後ろの荷台には、あんまり荷物を積んで無いとのこと。
そうでしよう、砂漠のなかのレースですから、最適なタイヤの状態で、軽いカラダで、かっとんで行くんでしょうからね。
ということで、今回来たのは、八王子市にある「日野オートプラザ」です。
ココ >> 21世紀センター・オートプラザ | 日野ヒューテック
周辺は住宅地、落ち着いた雰囲気の建物なので、近くの人でも、あまり知られて無いかもしれないな。
日野レンジャーの隣りには、ボンネットトラックも展示してありましたよ。
で、さっそく展示室に入ります。
エレベーターで2階に上がると、こんな風景でした。
なんか、おもちゃ箱に入った感じですね。
この時点で、還暦おじさんの頭のなかは、小学生の頭になってしまいました。
(ワーイワーイ)
ゆったりとしたスロープを、回って降りて行きます。
壁には、日野自動車の歴史が、ずらーっと。
足元を見ると、エンジンの絵がありますね。
手が込んでます。
ハイ、1階に到着です。
下はボンネットバスと飛行機をいっしょの画面に入れようと、床に座り込んでの1枚です。
そのボンネットバスは、バス停「日野駅」で停車中でした。
まわりの壁は自動車の絵がいっぱい。
ここからは、反時計まわりに見ていきます。
細かい説明は、Webで調べたほうがいいので、ここでは見た感じだけにしますね。
まずは、「日野ルノー」
なんか、ソフトな色合いと、まあるいカタチで、女性にモテそうです。
なんとなく存在感がありますね。
山高帽子が似合いそうです。
いちばん有名な日野の乗用車といったら、「コンテッサ」でしょう。
これはコンテッサ900です。
テールライトのカタチがその時代ですね。
コンテッサの横に、かっこいいスポーツカーがありました。
映画の007に出てきそうな雰囲気です。
となりにジェームスボンドが立っていても、サマになりそうですね。
その名前は「コンテッサ900スプリント」
正面から見ても、いいでしょ。
なんとなく、海にいるサメのような風貌です。
なんでも、有名なデザイナーの作品だそうです。
これは、サメの尾びれではなくて、バックショット。
こっちも精かんな感じが出てます。
そしてなんと、フロントのエンブレムは、カタカナで「ヒノ」です。
これは珍しい。
なんでー?と思ってしまいましたね。
なにか意味があるんでしよう。
しかも、左ハンドルですか。
どこまでカッコいいんでしょうか。
これ、いま売りだしても売れるんじゃないのかな?
そんなかっこいいクルマのとなりには、この子がいました。
まさしく、「この子」という表現しかないですね。
ここで、還暦おじさんの頭が動きました。
映画のシーンです。
・場所は、東南アジアの下町の雑踏
・敵に追われたスパイの007は、コンテッサ900スプリントで逃げてる。
・途中、敵の襲撃に会って、900スプリントが大破して、どうにもならないとき、ふと隣りを見ると、ランニング姿のおじさんが、この子に乗ってよたよた走ってます。
・007は、おじさんを降ろして、この子に飛び乗って、すっとんで行きました。
そんな空想が出てしまう、この子は三輪の「ハスラー」君でした。
007もびっくりの、80kmも出ます。
映画の脚本もできたところで、ふと見ると、なんだこれ?
ほっほー、トラックの運転席をそのまま置いてあります。
説明によると、安全運転のためのシュミレーターということでした。
こういうのを見ると、ついつい乗ってしまう、小学生頭のおじさんです。
いちど、トラックの運転席に座ってみたかったんですね。
で、走っている風景も実際のものなので、スンゴイ臨場感です。
そして受付に戻ってきました。
ここにはミニカーもあります。
実際に販売もしてますよ。
さっきあった、ボンネットバスですね。
非売品になってますよ。
いっぱいある販売品のなかの「非売品」と聞くと、どうしても値段を知りたいのは、おじさんだけでしょうかね。
こっちは、日野ルノーのエスビーカレーモデル。
これも非売品です。
受付の横には、こんな展示モデルもありました。
これ、トレーラーバス。
これが実際に走っているところが見たい、おじさんでした。
○月日・2016年12月24日土曜日
○時間・10時~15時
○場所・八王子市
○距離・15km
おとなのワンダーランド