ブロンプトンで遠足

歩いて散歩・ブロンプトンで散歩

本田宗一郎も走った『 多摩川スピードウェイ 』を探しに

多摩川サイクルロードの川崎側を、登戸から走ってきました。

 

下の写真は、サイクルロードの脇に、自転車を寝かせてます。

 

さて、これはなんでしょうか?

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なんと、多摩川には自動車レース場があったんですね。

 

その名も、多摩川スピートウェイ。

 

日本で最初の常設サーキットです。

 

1936年(昭和11年)に最初のレースがあったんですって。

 

知ってました?

 

これがその記念プレートです。

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見てくださいよ。

 

日本髪の女性がいますよ。

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出典:上記写真は多摩川河川敷にあったプレートからの転写です

 

もう少し細かく言うと、このプレートがある場所は、丸子橋のすぐ脇で、川崎市側になります。

 

いまは大きな運動場になってます。

 

このサイクルロードを走っている人だったら、ピンとくるはずですよ。

 

電車が見えますね。

 

あの先に、東急の多摩川駅があります。

 

それにしても、ここは何度も自転車で通っていたんですけど、このプレートは知らなかったなー。

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で、今いる場所はサーキットの観覧席です。

 

コンクリートの階段状になってますね。

 

下の写真は、観覧席に立ったわたしの左側の風景です。

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でこっちが、右側の風景です。

 

ここで気が付きましたかね。

 

観覧席に穴があいてますね。

 

たぶん手すりの穴だと思いますよ。

 

しっかりと残っていたんですね。

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そしてこの写真は、観覧席の端の階段です。

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観覧席の途中には、こんな階段がいくつかありますよ。

 

この階段、下の方に行くほど、階段の段差が小さくなってます。

 

手が込んでますね。

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でこっちは、階段観覧席の下にある芝生観覧席でしようか。

 

ここにも、手すり用の穴がありました。

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そしてここが、観覧席前の直線コースです。

 

いまでも、ちゃんと直線になってます。

 

ここをクラシックカーが爆走してたんですねー。

 

今のような舗装ではないから、砂けむりがとんでもなくて、あのプレートにあった日本髪の女性も、そりゃたいへんだったんでしょ。

 

なんでも、「世界のホンダ」の本田宗一郎さんも走ったというじゃありませんか。

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きょうは天気のいい、日曜日。

 

この場所は、バーベキューの会場にもなってます。

 

でも、ここにいる人たちのなかで、ここがサーキットだったっていうことを知っている人は何人いるのかなー?

 

観覧席だったこのコンクリート階段も、なにげなく見ていたんでしょうね。(わたしもそのひとり)

 

なんか、得した気分になった日曜でした。

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○月日:2017年5月21日日曜日

○時間:12時~15時

○場所:多摩川サイクルロード丸子橋近く

○距離:25Km

 

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