ブロンプトンで遠足

歩いて散歩・ブロンプトンで散歩

ウチキパンより古かった「近代のパン発祥の地」 最初の水道蛇口は「獅子頭共用栓」

目次の項目は記事へリンクしてます。

 

あまりにも寒いので、きょうは歩いてます。

 

みなとみらい線の日本大通り駅を出て、四つ角に立ってます。

 

近代のパン発祥の地

 

下の記念碑の写真はパンの絵ですね。

 

そうなんです、ここは近代のパン発祥の地です。

 

いぜんに、元町のウチキパンに行ったことがありました。

 

行列に並んで、あんパンを買いましたね。

 

そのウチキパンが、パンの発祥地だと思ってましたら、どうもちがうようだということをWebで知りました。

 

ではその発祥の場所へ行ってみようと、完全防寒でやってきました。

 

なるほど、近代のパン発祥の地と、正しく表示がありますよ。

 

読んでいくと、ウチキパンの打木さんは、イギリス人がやっているヨコハマベーカリーで修業をして、そのあと自分のお店を持ったようです。

 

疑問が解決して、アーッすっきりした。

その「近代のパン発祥の地」のすぐとなりは、この教会です。

 

横浜海岸教会

 

なんとも、いい響きの名前ですね。

 

教会の庭には、ひいらぎの木がいくつかありました。

 

クリスマスの季節には、ぴったりの風景です。

そしてその横浜海岸教会のすく隣りが、ここ横浜開港資料館です。

 

で、本日の本命のご登場です。

 

このおおきな木は、楠の木で、玉楠の木と言ってます。

 

開港資料館の中庭に、どーんとありますよ。

 

さて、いままで横浜や横須賀をあっちこっち、自転車でポタリングしていて、いろいろな記念館に入ってると、下の写真を何度か見た覚えがあります。

 

ペリー提督の横浜上陸の絵ですね。

でよく見ると、絵の右のほうに、おおきな木がありますよ。

 

そして、その下には鳥居もあります。

 

そうなんですね、開港資料館の玉楠の木は、この絵の木なんです。

 

当時のまま、ここにあるんですね。

 

この玉楠の木は、黒船とペリー提督のご一行を見ていたんですね。

 

そして開港資料館は、以前は、イギリス領事館だったそうです。

 

領事館を建てるときは、この木を守るようにして、設計したのでしょうね。

 

玉楠の木の写真をパチパチ撮っていたら、こんなものがありました。

 

日本で最初の水道の蛇口

 

獅子頭共用栓と書いてあります。

 

かんたんに言うと、日本で最初の水道の蛇口ということですね。

 

イギリスから600基を輸入した、とあります。

 

といことは、ここにある一つは、その600のうちの一つ、ということなのでしょうね。

 

こりゃまた、スンゴイものですね。

 

こうして見ると、なるほど獅子、ライオンの顔になってます。

 

で、写真を撮っていると、ンッ!

 

ここで初めて、開港資料館がよくできていることに気が付きました。

西洋館めぐりが好きなものとしては、写真の被写体は、どうしてもこっちにいってしまいますね。

 

ネ、いいでしょ。

なんとなく美術館、という雰囲気です。

美術館的な開港資料館のなかから、中庭にある玉楠の木を見てます。

 

こうなると、この開港資料館の探検がしたくなってきますね。

 

たぶん、半日は楽しめると思いますよ。

で、話しは、獅子頭共用栓に移ってまして、他にないかと探しました。

 

そしたら、ありましたよ。

 

すこし離れた、街かどにありました。

開港資料館のあったものと、おんなじですね。

説明書きを読むと、これはレプリカです、とあります。

 

そして、勝烈庵総本店の獅子頭共用栓という文字があります。

 

では、そこに行ってみようではありませんか。

 

わたしの自転車ナビU37は、こんなときに便利です。

 

まず、画面で【最寄】をポチ、

 

つぎに【食事】をポチ、

 

勝烈だから【とんかつ】をポチ。

 

そしたら、勝烈庵総本店が画面のトップで出ました。

 

めでたし、めでたし。

ナビを片手に、勝烈庵に向かって歩いている途中の、馬車道通りは150周年です。

勝烈庵総本店の獅子頭共用栓

 

ハイ、勝烈庵総本店に到着です。

 

なるほど、しっかりとありますよ。

 

トンカツを食べに来るお客さんも、店の前にあるこのライオンの顔には、オヤ?と思うのでは。

ということは、これもイギリスから輸入した600基のうちの一つ、なんですね。

 

○月日:2017年12月23日土曜日

○時間:11時~14時

○場所:横浜市内

○距離:0Km徒歩