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あまりにも暑いので、自転車でのポタリングは中止してます。
こんな日に走ったら、絶対にぶっ倒れるのでね。
そんな日は、ペリー提督が見たであろう「横浜のガケ」を探して歩きますよ。
東富岡公園の崖
で、京急富岡駅で降りて富岡の町内をウロウロして、ここ「東富岡公園」に来ました。
下の写真で、建物の奥が、ずーっとガケになってます。
ということで、今回はこの場所から歩きましょう。
長浜公園の崖は高くて長い
そしてここは、長浜公園です。
でっかい公園でして、野球、サッカー、テニスと、なんでもできる公園です。
日曜日の今日は駐車場も満杯で、この暑い中、みなさん元気にやってますよ。
よくやるなー、というわたしは、それを見てますけど(汗だく)
どうです、ずーっとガケでしょう。
この長浜公園のガケは、かなりの高さがありますね、そして長い。
でも、全体に緑の葉っぱで覆われて、ガケだという雰囲気が出てないですね。
葉っぱの無くなる冬に来たら、ガケの雰囲気がわかるのかな。
途中に高速道路があるので迂回して、ついでに日陰で小休止します。
ミストシャワーは上から降ってくるものだと思っていたら、ここの場合は下から湧いてきます。
やっぱり、少年と子犬は絵になりますね。
つぎの写真は、高速道路の上に掛かっている歩道橋からの眺め。
向こうに見えのは、さっきの長浜公園のガケの続きです。
で、やってきたのはこんな場所。
横浜検疫所の後ろも崖だった
横浜検疫所です。
出入口の脇には、野口英世さんのレリーフがあります。
野口英世さんは、医師になって当時の横浜検疫所に勤めて、ペスト患者を発見したことからこの記念レリーフにつながった、ということなんでしょうね。
ではでは、その細菌検査室を見に行きましょう。
ここは2回目の訪問ですね。
前回は西洋館を探してここに来ました。
この建物も、かなり良くできた西洋館です。
建物の後ろもガケになってますよ。
で、ここが細菌検査室です。
なんか、さっきまで実験してました、という雰囲気ですよ。
こっちは資料の展示室です。
前回のときも、ここにいるお客さんは私ひとりでした。
ここには不思議なものがいろいろあって、楽しい場所なんですけど、なんでみなさん来ないのかな?
今回の発見はこれ。
当時の眼科の本です。
なんと、ぜんぶ縦書きですね。
しかも絵が無い。
これでよく理解できたなーって、つくづく感心しますね。
ところで、当時の医師国家試験には実技試験があって、「打診」という患者の体を手でトントンする試験があったそうです。
野口英世さんは、そのために手の手術までして医師になったそうですよ。
なぎさ団地から見える崖
ハイ、よたよたと歩いてなぎさ団地前にきました。
“なぎさ団地”っていう響きがいいですね。
そして少し歩いてガケです。
ここは土肌が見えるので、ガケなんだということが実感できますね。
また歩いて、向こうのガケは、崖崩れ防止のコンクリート補修工事が終わってました。
長浜公園の崖はどんだけ長いか
今回の歩いた軌跡を国土地理院の地図に載せました。
青線は歩いた軌跡で、茶色線は旧海岸線です。
前回のときよりも、旧海岸線の近くを歩いてますね。
※上図は国土地理院タイルに場所等の名前や記号を追記して掲載
下の地図は、長浜公園の近くだけを大きくしました。
ギザギサの記号は、地図記号で「土のガケ」を表してます。
長浜公園では青葉が盛大に茂ってましたね。
※上図は国土地理院タイルに場所等の名前や記号を追記して掲載
そして長浜公園横のガケですけど、では高さはどれくらいかというと、下の図になります。
だいたい50mくらいのガケが、約500m続いてますね。
いままでいくつかのガケを見てきましたけど、50mという高さは、ここが一番高いですね。
現地で見ていても高いなーって感じはありましたけど、こうして数字であらわすと、あらためて高いガケというのがわかります。
ペリー提督も、しっかりとこのガケを見ていたのでしょうね。
※上図は国土地理院タイルに場所等の名前や記号を追記して掲載
○月日:2018年8月19日日曜日
○時間:10時~13時
○場所:横浜・富岡
○距離:徒歩9Km