ブロンプトンで遠足

歩いて散歩・ブロンプトンで散歩

「ペリー提督が見た江戸湾の風景」 ガケを探して旧海岸線を歩いて、ペリー艦隊が碇泊した小柴で黒船発見!?

目次の項目は記事へリンクしてます。

 

これだけ暑いと、ここのところズーッと、ブロンプトン君には長期夏休みをしてもらってます。

 

それでも今日は、“そこそこの最高気温”らしいので、出かけることにしましたよ。

 

JR根岸線の杉田駅から、金沢シーサイドラインのモノレールのような電車に乗って福浦駅で降りて、ポタポタ歩いていたらこんな碑がありました。

 

記念碑をフムフムと読むと、ここの小柴という村のはじまりのお話が書いてありました。

 

なかなか古い村だったんですね。

 

そんな小柴の町はノーンビリでして、信号待ちをしていてもだーれも歩いてません。

信号の横では、タコさんも安全運転を呼び掛けてます。

 

ちなみに、ハンドルを持っているのがタコさんの手です。

 

手は二本でした。

小柴の町で見れる崖

で今回も、マンダリンブラフの続きでガケをさがしに来ましたので、向こうに見えるガケに向かってあるきましょう。

 

しかし、だーれもいないなー・・・

よたよたと歩いて、ガケの近くに来ましたよ。

 

時代的には、ほんのすこし前までは、わたしが立っているこっち側は海だったんですね。

 

ところで、いままであっちこっちのガケを探して歩いてきてわかったんですけど、横浜の埋め立ては海面からだいたい2.5メートルくらい、ではなかったのかなーと思いますね。

そして下の写真で見えるガケは、さっきのガケの続きです。

 

ガケは住宅群の向こう側を、ぐるーっとまわっていました。

さらに歩いて、こんな場所に来ました。

 

このコンモリしたガケはかなり高いですね。

 

海側の一部を切り崩して道路にしてます。

 

コンクリートの肌がそのまんまで、ちよっと残念な風景でした。

 

休憩した後、歩くルートを少し変更してます。

 

路線バスのルートに沿ってますよ。

 

そして文庫小学校のバス停にいます。

バスの時刻表を見ると、かなりの数の便がありますね。

 

このあたりはバスの利用者が多いんでしょうか。

金沢漁港へは入れません 

で、さらにルートを変更したらこんな看板を発見。

 

金沢漁港とありました。

 

寄り道は大好きなので、さっそく行ってみましょう。

ここが入口です。

 

横浜市金沢漁港と、クッキリと表示されてます。

 

この時間は船が着く時間ではないので、漁師さんたちはだーれもいません。

 

ここは駐車場もやっているらしくて、屋根の下ではおばちゃんが三人、雑談に花を咲かせてました。

で、中に入ろうとしてふと右をみたら、こんな看板がありました。

 

なになに?警察署へ連行されます?

 

不法侵入で連行ですか?

 

さすがに連行されるのかなわないので、引き返すことにしました。

野島公園の伊藤博文邸で一休み

そしていいきなり場面が変わって、ここは野島公園のなかです。

 

この公園も初めて来ました。

 

このとき海の潮は引き潮で、この写真のように貝をとっている人たちがいっぱいです。

 

あまりに夢中になって、顔だけ海面に出している人もいましたね。

 

写真に写っている人のほかにも、もっといーっぱいです。

そして、この野島公園には、伊藤博文さんの旧金沢別邸があります。

 

ここも今回来て初めて知りました。

 

写真を撮ったあと、別邸の入口を覗き込んでいたら「ドーゾ、ドーゾ」と受付の人に言われるので、そんなに言うのならと、厚かましく遠慮なく入らせてもらいました。

 

さすがわ、すんごい作りですね。

 

別邸のなかをウロウロしてます。

 

広いので迷子状態です。

 

ここはお風呂です。

 

こっち側が着替えの間で、あっちが湯殿です。

 

湯殿は8帖間くらいありましたよ。

 

ほとんどお殿様のお風呂でした。

 

で気に入ったのがこの灯りです。

 

手が込んでますね。

 

アメリカン・アンカレッジ 

そして今回の目的地のひとつに到着しました。

 

ここは八景島シーパラダイスのはじっこです。 

 

そして向こうにあるまあるい屋根の建物は、アメリカン・アンカレッジの記念碑です。

アメリカン・アンカレッジというのは、ペリー提督が横浜に来た時に、艦船を碇泊させた場所で、ここ小柴の沖がその場所でした。

 

この場所は波もおだやかで、安全に碇泊させるには良い場所だったんですね。

 

そのペリー提督ご一行様の来航を記念して、ここ八景島シーパラダイスに記念碑を建てたということです。パチパチパチ(拍手)

では、屋根の下に入ってみます。

 

ざんねんですけど、記念碑は鳥さんのご休憩所兼トイレになってしまってました。

 

ここで業務連絡をします。

 

「関係者のかた、記念碑の掃除をお願いします」

 

黒船発見! 

ペリー提督の記念碑のよこでしばらく休憩していたら、なんと少し先の海の上を黒い船が行くではないですか。

 

「おおっ、黒船発見!」

 

と思いたくなるシャッターチャンスでした。

今回の歩いた軌跡を国土地理院の地図に載せました。

 

青線は歩いた軌跡で、茶色線は旧海岸線です。

※上図は国土地理院タイルに場所等の名前や記号を追記して掲載

 



 

○月日:2018年9月9日 日曜日

○時間:8時~12時

○場所:横浜・富岡周辺

○距離:6Km徒歩