みなとみらい線の日本大道り駅を降りて、歩道を歩いてます。
くもり空ですけど「絵タイル」もしっかり写ってますね。
で少し歩いて、史跡に来ました。
ここは「神奈川運上所跡」
たぶんみなさんは、気にもかけない場所でしょうけど、わたしは気になりますよ。
ここは、横浜が開港したころの税関のような、船の監督のような、もういろいろな仕事をしている場所だったんですね。
こんなでっかい案内版もあります。
そしてこの史跡がある場所は、現在の神奈川県庁なんですね。
そうです、よく言うところの「キングの建物」です。
で、パチパチ写真を撮っていて、ふと横を見たらこんな表示板がありました。
これ、外国語で書いてあるんですよ。
県庁の正門右横です。
「ようこそ、神奈川県庁へ」と、日本語で書いてあるところをみると、たぶん外国人用に、 そんな内容のことが書いてあるんでしょうけど。
こっち側には、10の言葉で書いてあります。
反対側にも10の言葉で書いてありますよ。
ということで、20の言葉を使って歓迎しているんですね。
そんなにいろんな国の人が来ていたんだ。
そして県庁からすぐの場所に来ました。
横浜開港資料館です。
本日は企画展示の日でして、
題して「開港前後の横浜。村人が見た1858-1860」
これを見に来たんですよ。
ではでは、入場料の200円を払って、ご入場です。
館内は当然写真撮影が禁止です。
唯一、ここだけが写真撮影OKでした。
記念撮影のためのコーナーなんですね。
ちびっ子は、ここでハイポーズ。
企画の「村人が見た1858-1860」とあるように、村人の「和兵衛とおはま」夫婦の会話で物語がすすんでいくという、だんどりです。
で、なぜかカモメのクロスビー君も参加していますよ。
ひととおり館内を見て、外に出ました。
そして、入り口にあった垂れ幕をシゲシゲと見ていて、発見です。
この絵の、海の水平線に船がいくつかありますね。
下は、その拡大です。
沖のほうには、どうも外国の船ですね。
これで何隻なんでしょうか、ずいぶんと停泊しています。
開港で、5つの国と条約を交わしたことで、やたらと外国船が来たんでしょう。
雰囲気が出ています。
そして、こっちには白い帆の船が描かれています。
これは、和船ですね。
この白い帆の船を見ると、のんびり感が出ています。
そして反対側の垂れ幕です。
こちらは写真ですね。
この写真、さっき見た館内にありましたよ。
この写真は、開港後に山手から横浜村を写したものですね。
館内では写真撮影が禁止でしたけど、この垂れ幕なら0Kでしょ。
たしか、開港当時の横浜村には、80いくつかの民家があったそうで、耕作もしっかりと、できていたそうです。
この写真をみると、よくできた畑と民家が写ってますね。
いままでに開港当時のことを、いろいろな本で読んだんですけど、本によっては横浜村は「寒村」だったというような書き方をしている本がありました。
また、絵もいくつか見ました。
そのなかには、松が数本しか描いてない絵もありまましたね。
でもこの写真を見ると、開港当時の横浜村は、そこそこの村だったのではないでしょうかね。
そしてまたまた、拡大します。
民家の向こうに、船がいくつか写っていますよ。
船の中央には柱のような物が、ほとんど雰囲気で写ってますね。
もしも外国船だったら、開港後に撮った日本で最初のものになるのかな。
なんかワクワクしますね。
横浜開港資料館でたいへんに満足したら、すぐとなりのシルク会館に来ます。
開港当時は「英一番館」、いまは「英一番街」の喫茶店で一休みしましょう。
喫茶店のなかで、開港資料館で子供のようにシッカリと押したスタンプを見ながら、ニタニタいているおじさんでした。
●記録
月日:2019年10月18日 金曜日
時間:12時~15時
場所:横浜開港資料館
距離:徒歩