なんと、世田谷区には代官屋敷がありました。
そういえば、ここの前を自転車で数回通過していますよ。
そのときは気にしなかったんですけど、きょうは、じっくりと拝見させてもらいますよ。
この建物、正式には「都史跡 世田谷代官屋敷」です。
下の写真は、お屋敷の “ 正門 ” です。
このカヤブキ屋根、保存するのも大変でしょうね。
そんな代官屋敷の目の前は、地元の信用金庫さんです。
場所がら、こんな江戸風味の建物にしていますよ。
ここまでやるんでしたら、月に一度は「チョンマゲの日」なんかをつくって、お客さんを呼んだらいいのにね。
でもまじめな信金さんは、そういうオバカなことはしませんでした。
この商店街を走ってきて、街灯に「代官餅」という幟があちこちにありました。
自転車からこの餅を探していたんですけど、それらしいお店は見つかりませんね。
どこかに隠しているんでしょうね。
当然ですけど、ここは代官様のおひざ元なんですよ。
「頭がたかーい」と、助さんや格さんに言われそうですね。
街灯にもしっかりと “ 明記 ” されています。
そんな商店街は、環境にやさし商店街なんですと。
どういう風にやさしいんでしょうかね。
パチパチと写真を撮っていて、街灯の頭の部分がヘンな形になっているんで、ずーっと気になっていました。
で、これがその頭のところです。
「陣傘」でした。
やっぱりここは、代官様の商店街なんですね。
そして本日のメインのポイントの場所へ来ました。
下の写真、なんかヘンでしょ。
踏切なんですけど、踏切の竿がありません。
そして走っている電車は、路面電車。
そうです、ここは「世田谷線が環七を横断す踏切」なんですね。
世田谷線の若林駅のすぐ横にある踏切です。
なんとも不思議な風景です。
見ていると、この踏切の環七の信号が赤になってクルマは停止します。
踏切の手前で停止していた電車の運転手さんは、クルマが完全に止まったのをキョロキョロして確認して、ソロソロと走り出しますよ。
わたしがここで写真を撮っていたら、たまたま巡査さんが自転車で来て止まりました。
巡査さんのお話では、
「ここに初めて来た運転手さんは、この踏切の手前で一時停止をしてしまうときがあるので、ときどき事故になるんです」
ということでした。
聞いてみてなるほどですね。
踏切の手前では一時停止というのが常識になっているんで、そういう事故はあるでしょうねと、ヘンに納得してしまいました。
この写真はちょっと不思議です。
「この先線路」ってなんだろう?
「この先、若林駅」ならわかるんですけどね。
この場所が、路面電車の場所だというのがよーくわかる写真を一枚載せます。
ここまできたんですから、世田谷線の宮の坂駅まで来ましたよ。
きょうは平日なんですけど、お母さんと男の子がたくさん来てました。
電車の中では、男の子のワンダーランドになっています。
やっぱり路面電車は楽しいですね。
○月日:2019年11月29日 金曜日
○時間:11時~15時
○場所:世田谷線 若林駅
○距離:26Km
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