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『川崎めぐり』その十二 「二ケ領本川」を歩く。向ヶ丘遊園から取水口まで

目次の項目は記事へリンクしてます。

 

きょうは、先日知った「二ケ領本川」を、川に沿って歩いてみます。

 

で、向ヶ丘遊園駅から府中街道に出たところを、本日のスタート地点にしました。

 

しばらく歩いて、味のある、いい雰囲気のお店を発見。

 

このトタンのはげ具合といい、このお店には毎夜毎晩、チェーンスモーカーのコアなジャズファンが集まるんでしょうね。

 

太ったウルトラマン?

 

またしばらく歩いて、風変わりなオブジェを見つけましたよ。

 

太ったウルトラマンかな?

この橋は「小泉橋」でした。

 

ここは「二ケ領本川」と津久井道が最初に交わった場所だそうで、めでたく記念のオブジェを建てたということですね。

このオブジェの横にはベンチもあるんですけど、たぶん誰かが座ったということもないんじゃないかなーっと、あんまり注目されてない雰囲気がヒシヒシと伝わってきます。

 

ガンバレ、太ったウルトラマンの顔!(そういう雰囲気でしょ)

そんな「二ケ領本川」のここは、のーんびりの流れでした。

「二ケ領本川」はそこそこ広いので、こんな風に遊歩道にもなっています。

まだまだ上流を目指して歩いて、この橋に到着です。

 

この橋は「台和橋」

 

ちょっと変わったイメージの橋ですね。

そして、橋の親柱には何やらありますよ。

川崎の育ての親 小泉次太夫

 

よーく見ると、小泉次太夫さんのレリーフでした。

 

レリーフには「川崎の育ての親」とあります。

 

そうでしょう、この用水が無かったら、いまの川崎のハッテンは無かったでしょうね。

そんなレリーフがある由緒正しい橋は、必要以上にかなり広くできてました。

そして近くには、休憩場所もできてます。

紺屋前の堰と紺屋橋

 

こんな案内がありますよ。

 

ここは「紺屋前の堰」

 

昔々、ここには「二ケ領本川」の流れを使っての染め物屋さんが多かったようですね。

 

ご存じでしょうけど「紺屋」というのは布の染め物屋さんのことです。

 

染め物をした布を、この川で洗っていたんですね。

そんな場所の橋は、もちろん「紺屋橋」です。

この「紺屋橋」、ほんのすこーし太鼓橋になってます。

 

下の写真で橋の中ほどが、すこーし盛り上がっているのがわかるでしょ。

 

それに材料は、まったくの木ですよ。

その少し上流には、川崎の名産の梨をモデルにした橋もあります。

ここには、こんな休憩場所もできてました。

 

用水の両側は、桜の並木になっています。

 

春になったら、近所のお年寄りは、お茶を飲みながらのお花見ですね。

「二ケ領本川」のここには、桜の木がいっぱい。

 

このマンションの人たちは、花の時期には、満開の桜が目の前にあるんですね。

でこんなところに着きました。

 

よーく見ると「みさわがわばし」とあります。

「みさわがわばし」はだーいぶ古いですね。

 

じつは、いまいるこの場所は、三沢川と「二ケ領本川」が合流する場所なんです。

 

写真の左から右へ、三沢川が流れています。

その「みさわがわばし」がだいぶ古くなったので、あたらしい橋を架けたということで、その橋の名前が「沖川原橋」ということです。

この写真なら、わかりやすいな。

そんな二つの橋のたもとには、かわいい花がきっちりと咲いてました。

おまけに、カモさんも元気です。

 

この寒いのに行水ですか。

井戸端会議ならぬ、水中会議のカモさんたちのお住まいは、この自然豊かな住宅地でした。

「二ケ領本川」の取水口

 

そして、やっとこさの到着です。

 

ここが「二ケ領本川」の取水口です。

 

向こうに見える場所が、正真正銘の取水口になりますよ。

 

寒いけど、バンザーイ!!

ハイ、その正真正銘の取水口の橋の上に来ました。

 

わたしの後ろは、多摩川になりますね。


こうして見ると、「二ケ領本川」の取水口は、いがいとこじんまりしてました。

ピクニック橋は多摩サイ

 

その取水口に掛かっている橋の名前は「ピクニック橋」です。

 

ここは、多摩川サイクルロードの自転車も走りますよ。

 

わたしがここで写真を撮っている間も、何台かの自転車が通り抜けていきました。

下の写真は「二ケ領本川」の取水口にある、多摩川の大きな堰です。

 

きょうは曇り空。

 

12月の北風が、川面に波を立てていました。

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川崎市内めぐり 

 

○月日:2019年12月24日 火曜日

○時間:13時~16時

○場所:二ケ領本川

○距離:8Km徒歩