JR府中本町駅のすぐ前にいます。
本日は府中競馬が開催されませんので、この駅は冬眠しているかのようにシーンとしています。
この駅は何度も使っているんですけど、こんな場所があるとは知りませんでした。
「国史跡 武蔵国府跡」
なんともスンゴイ名前がついてます。
ほんとうに駅の前です。
ここは徳川家康の府中御殿の場所でもあったようで、この写真の広場になっている範囲がぜんぶ史跡です。
門にあるこの案内書きがなければ、やたらと広いただの空き地ですよね。
で、史跡の中にはいると、こんなミニチュアの建物ができてます。
当時のようすを表現していて、たいへんよくできてました。
つぎの写真でこの方向から見ると、なんとなく本物があるような錯覚になるから不思議です。
ひととおり見て思ったことは、ここは「ゴチャゴチャといろいろ作らない史跡」というポリシーで完成させたんじゃないかと思うくらい、箱物が無いですね。
そんなスッキリしすぎた史跡をあとにして、やってきたところは「府中競馬正門前駅」
ここは二度目の訪問です。
本日は競馬がないので、駅の改札もごらんのようにガラーンとしてます。
そんな改札口をこの「黄金の馬」さんが、じーっと見つめていました。
見渡すとまわりにはだもいないので、ここで遊びましょう。
改札口のゲートに入って、競馬新聞を握りしめたおじさんの気持ちになりますよ。
電車が到着してこのゲートが開いた瞬間、向こうの競馬場入口を目指して、 おじさんたちは猛ダッシュです。
でも、一着のひとが競馬で大儲けをするとは限りませんね。
そしてここは、この場所に到着した一着の人がかなりのケースでトップに入る、と思われるところに来ました(自分の感想)
東京オリンピックの「50km競歩 折り返し点」です。
黄金の馬さんからはだいぶ歩いたところで、甲州街道沿いです。
道路の案内板の左下に記念碑がありますよ。
どうですか、競歩っぽいデザインですね。
歩いているんだか走っているんだか 、よくわからない雰囲気をじつにうまく表現してます。
写真をパチパチしていて、ふと気が付きました。
案内板の手前の街路樹が切られていますよ。
なるほどですね。
クルマからこの場所の案内板がよくわかるように、ご親切に街路樹を切ってしまったんですね。
街路樹にとっては、とんだ災難でした。
競歩の記念碑も見ることができたので、駅に向かってます。
と、ここは「鍋屋横丁」
なぜか日本むかし話しのテーマソングが聞こえてきましたよ。
♪♪ぼおやー、よいこだネンネしなーー♪♪
府中むかし話しのはじまりはじまりー
むかーし昔、ここに屋号が鍋屋という家があったそうな、それでここを鍋屋横丁としたそうな。
いまでは立派なビルになって、メデタシめでたし。
○月日:2020年2月24日 月曜日
○時間:12時~14時
○場所:府中本町
○距離:8Km徒歩
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