小田急線の向ヶ丘遊園駅から南方向に歩いて3分のここは「五ケ村堀緑地」という、ほそながーい遊歩道です。
これからこの遊歩道を歩いて、「藤子・F・不ニ雄ミュージアム」の近くまで行きますよ。
というのもこの遊歩道、だいぶ前までは向ヶ丘遊園地までのモノレールが走ってました。
遊歩道はモノレールが走っていた橋脚の跡地なんですよ。
当時、モノレールは小田急線の向ヶ丘遊園駅前からここを曲がって、つぎの写真で見ると、写真の奥の方向へ続いていたんですよ。
向ヶ丘遊園正門駅というのがモノレールの終点で、いまは「藤子・F・不ニ雄ミュージアム」になってます。
当時のモノレールは、わたしもよく見ましたよ。
二両編成のかわいいモノレールが、ガタガタギシギシ音を出して、あたまの上を走っていました。
そんな向ヶ丘遊園モノレールも2000年に終了しました。
で、この企画は2回に分けて記事にします。
1回目の今回は、モノレールの橋脚跡の遊歩道を歩いてみます。
遊歩道がバラの花壇になっているところを散歩します。
そして2回目なんですけど、じつは小田急さんはモノレールの橋脚の跡に、記念としてプレートを道路面に埋め込んであるんです。
プレートには橋脚の番号が刻印されています。
ということで、
2回目の記事は「プレートを探しに行こう」という内容にします。
しかもプレートの場所を緯度経度で示そうという、いままでだれもしなかった、かなりツッコンダ内容にします。
たぶん興味のない人には、ナンダコレでしょうけどね・・・
ということで、この「五ケ村堀緑地」のご立派な看板からスタートです。
今回は歩いたコースを先に地図に示します。
これなら、イメージがいくらか沸いてくるでしょうかね。
※上図は国土地理院タイルに場所等の名前や記号を追記して掲載
では行きましょう。
この先には「藤子・F・不ニ雄ミュージアム」があるので、この遊歩道にはいろいろなキャラクターがちびっ子を待ち構えていますよ。
きのうとはゼンゼン違ったイイ天気のきょうは、散歩の人が多いですね。
ここからがバラ園の花壇です。
花が咲く季節からはだいぶズレていますけど、花の無い枝の鑑賞もなかなかオツなものです。
でも残念ですけど、わたしはバラの種類がぜんぜんわからないから、どの枝もみんな同じに見えてしまいます。
「違いがわかる人」だったら楽しいでしょうね。
バラの名前がわからない人にも楽しんでももらおうと、ご丁寧に名前のプレートが立ててあります。
このバラさんは「春の声」という、なんともシャレタお名前ですね。
「伊豆の踊子」さんは、もう少しで花を咲かせて踊りだすのでしょうか。
さらにヨタヨタ歩いて、こんなものがあります。
これは当時のモノレールの橋脚の形をした記念の建造物で、実物の1/3で作ってあるそうです。
これ、2m以上はありますね。
そんなデッカイ橋脚の足元には、花壇のバラさんに負けじと、タンポポさんが頑張って咲いてました。
遊歩道には休憩する場所も必要ですね。
いま歩いている遊歩道の正式な名前は「ばら苑アクセスロード」といいます。
向ヶ丘遊園地の跡地に「ばら苑」があるので、こんな名前になったんですね。
モノレールの橋脚の手前には、説明案内がいろいろと書かれてました。
そしてこのお方は「ばら苑」の案内係ではなくて、地球の平和のためにやってきた「パーマン」です。
とくにこれといった意味もなく、ただ明るく手を振っています。
おーっと「パーマン2号」もいました。
トコトコ歩いて三差路を渡ったところで、つぎの写真のような案内がありました。
「藤子・F・不ニ雄ミュージアム」の方角は、こっちです。
きのうの雨にも負けず、この花は元気です。
ヤヤヤ、「藤子・F・不ニ雄ミュージアム」の建物が近くなってきましたよ。
そして「藤子・F・不ニ雄ミュージアム」の建物が目の前に見える、この場所に到着しました。
キャラクターたちは、みんなで川向うの建物まで競争です。
でも、このお姉さんは遊歩道を歩いてきた人たちへ、お出迎えのお仕事中でした。
そして3月の遊歩道には花が似あいました。
○月日:2020年3月15日 日曜日
○時間:12時~15時
○場所:向ヶ丘遊園
○距離:4Km徒歩
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