ブロンプトンで遠足

歩いて散歩・ブロンプトンで散歩

モノレールの記念オブジェを遠目でながめたら、野川の桜を見に行きます

先日は向ヶ丘遊園モノレールの橋脚の跡を探して、ウロウロ歩きましたね。

 

61番の橋脚跡では、カワイイお嬢さんがお出迎えをしてくれました。

 

そのあといろいろと調べたら、なんと「モノレールの記念オブジェ」があることがわかったんですよ。

 

その場所は、わたしのところからそんなに遠くないです。

 

それどころか、自転車でその前の道を走ったことがありますよ。

 

となれば、もう行くしかないでしょ。

 

「いつ行くの?」

「今でしょ!」

 

ということて、ワッセワッセと歩いて着いた場所がつぎの写真です。

 

わたしの目の前にある、あのコンクリートの塊です。

 

こうやって見ると、なんでもないコンクリートの塊ですね。

で、わたしが立っているところは、あのコンクリートの塊からだいたい30mくらい離れています。

 

そして、いま写真を撮っているこの先には行けないんですよ。

 

正確には「入れない」というほうが正しいですね。

 

ここは小田急電鉄の喜多見駅の近くです。

 

わたしは道路から写真を撮っていますよ。

 

カメラをズームをいっぱいにしてよく見ると、なにやらモノレールっぽい図柄がありますよ。

 

絵は、走ってきたモノレールが左方向へカーブしていますね。

 

あーグヤジイ(東海林さだおのマンガ風に)

 

わたしのコンパクトデジカメではここが限界でした。

ではもう一度引いたズームにします。

 

ネ、コンクリートの上の部分にレールがあるでしょ。

 

このレールがあるのが、ロッキード式のモノレールということです。

 

当時のことを思い出すと、モノレールの車両が近づいてくると、普通の電車の音でもなく、かなりうるさかったのを覚えていますよ。

 

一般的なモノレールはタイヤ式です。

 

そうか、あの鉄のレールが音を出していたんですね。

 

うるさい音を出して走っていたモノレールも、いまでは記念オブジェになって、ここで静かにしていました。

まあ遠目でも、向ヶ丘遊園モノレールの記念オブジェを見ることができたので、大満足で近くの野川に来ました。

 

天気がいいのでフラフラっと来てしまった、というのが正解です。

野川の両岸には、桜がかなり咲いてました。

 

きょうは土曜日で天気がいいから、みなさんお花見の練習をしに来ています。

野川の散歩道も、桜はこんな具合です。

川の水はまだ冷たいだろうけど、子供たちはそんなことヘッチャラですね。

お花見気分でヨロヨロと歩いていたら、ン?、なんだろう。

「きしべの路」「神明の森みつ池入り口」と書いてありますよ。

よーく見たら「せたがや百景」の57番ですね。

 

成城3・4丁目の崖線ということでした。

 

なーるほど、この絵で想像すると、この先には国分寺崖線の一部があるんですね。

 

となると、最近では「崖線マニア」 といわれるようになった(だれも言ってない)わたしとしては、ぜひこの先を見に行かねばならないでしようね。

それでは、このちっちゃな流れに沿って上流を目指します(おおげさ)

 

この流れは崖線の裾からの湧き水でしょうね。

 

以前の散歩で見た、調布市の布田崖線の裾に根川があったように、崖線と湧き水はワンセットですからね。

で到着しました。

 

なーるほど、ここが崖線、国分寺崖線の一部ですね。

 

国分寺崖線はとにかくデッカイですから。

いつまでもここでボーッと崖線を見ていると不審者になってしまうので(たぶん不審者に見られてる)、また野川に出ました。

 

もう少し歩きますよ。

 

桜の花を撮ったら、野川の向こう岸では、子供たちの声が川面のようにキラキラしていました。

○月日:2020年3月21日 土曜日

○時間:12時~15時

○場所:野川

○距離:7Km徒歩

 

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