ブロンプトンで遠足

歩いて散歩・ブロンプトンで散歩

丸子川に沿って走って国分寺崖線を探る(その2)国分寺崖線散歩道は自転車で

ハイ、またやって来ました。

 

前回の丸子川ポタリングのつづきをしに、ここは東京都世田谷区、野毛三丁目の第三京浜道路の高架下にいます。

 

そして、

今回も前回とおんなじテーマ、

国分寺崖線の高さを感じられる場所を見つけて、写真に撮ろう

という益々大胆になったテーマです。

 

つぎの写真で眺めている方向は、これから走る方向で、東に向かいますよ。

 

きょうのコースの最後は、多摩川の川岸です。

 

今回も、写真と崖線の高さをいろいろとコネクリ回すので、写真に記号を付けます。

 

それで、ここをポイントKとします。

 

では行きましょう。

ちょこっと走ったら、何だコレ? 

ここにも、世田谷区さんが設置した観光案内があります。

 

あえて「観光案内」と言いましょうね。

 

それにしても、かなりのガタが来てますね。

 

どうにかしたほうが、いいんじゃないのー

でしっかり見たら、ここは「おもいはせの路」 で「国分寺崖線散歩道」とあるではないですか。

 

わたしの今回のテーマの、丸子川に沿って走って国分寺崖線を探る、にドンピシャリです。

 

この案内を設置したころは、ここからも国分寺崖線がはっきりと見れたんでしょうけど、いまは、ここから国分寺崖線の稜線をハッキリと見ることはできません。

 

高いマンションや住宅で、崖線のオスガタはなかなか見れません。

崖線がハッキリと見れなくても、それでもヨタヨタと走っています。

 

そしたらこんな流れがありました。

 

前回のときにもあった、崖線の淵からの湧き水の流れでしょうかね。

 

だいぶ大きいく広がっています。

 

それでは、ここをポイントMとします。

つぎの写真で見てわかるように、バシャバシャという雰囲気の流れになっています。

さらに走って、宮下橋に到着です。

 

前回からもお気づきだと思いますけど、写真の撮影場所が、どれも橋の上になっています。

 

これは、丸子川が国分寺崖線のすぐ下を流れているので、どうしても橋の上からの写真になってしまうんです。

そして宮下橋に続いているこの坂も、なんとなく奥にずーっと深くなっているかんじです。

 

なのでここを、ポイントNとします。

宮下橋の近くには、お寺さんがありました。

 

その脇には、こんなおもしろいものが。

 

「5時になったら帰りましょう」

 

おもわずハーイと言ってしまいそうな、小学生の頭になっている、おじさんでした。

おつぎは流見橋です。

 

「りゅうけんはし」と読みます。

この坂もなんだかダラダラと続いていそうですね。

 

それで、ここをポイントOとします。

玉根橋に来ました。

 

この読み方は、そのまんまの「たまねはし」です。

 

つぎの写真を見てください。

 

なかり長い坂がズーッと続いてます。

 

クルマもひっきりなしに通過します。

 

ここは空中写真でも面白そうな場所ですね。

 

ということで、ここをポイントPとします。

稲荷橋です。

 

稲荷橋っていう名前は、あっちこっちで見かけるような気がします。

 

お稲荷さんが近くにあると、そんな名前が付くんでしょうか。

この稲荷橋に続いている坂は、こんな感じです。

 

ほぼ直線で、2段式になってますよ。

 

見てると、クルマがグワングワンと上下して現れます。

 

面白い。

 

見ているこっちとしては、楽しそうな坂でした。

 

ここを、ポイントQとします。

なんとなく素敵な街灯があるので、ここで休憩しましょう。

 

欄干も凝って作ってありますね。

 

ここは田園調布、さすがの橋です。

 

そんなここを、ポイントRとします。

ここでは、丸子川の川幅はこんなに狭くなっています。

 

都内でもこのあたりにくれば、こんな雰囲気の場所もあるんですね。

さてもう少し走って、こんな階段を発見。

 

こりゃ疲れるなーというより、酔っぱらって帰ってきて、この階段をのぼるのは、ちっと危ないですよ。

 

毎日この階段を使う人がいるのかなー

 

そんな急階段のここを、ポイントSとします。

だいぶ走ってきました。

 

ここは「多摩川台公園」です。

 

ここも高台になってます。

さっきの階段も急だったけど、この階段もかなりの急こう配ですね。

 

しかも真っすぐです。

 

公園だし、年寄も使うんだから、もっと優しくしてもいいんじゃないの。

 

設計した人は、なんとも感じなかったのかなー

 

そんな多摩川台公園の急階段のここを、ポイントTとします。

ハイ、ここで丸子川は多摩川へ合流します。

 

合流といっても、流れを多摩川へ出しているんですけどね。

 

いい天気の今日は、丸子橋の周りにはグループさんがいっぱいです。

 

そんなここを、ポイントUとします。

 

ここで、今回の丸子川ポタリングの2回目を終了します。

 



 

そしてこれからは、撮ってきた写真と地図をグリグリいじります。

まずは、つぎの地図です。

今回も撮影地点は10ケ所でした。

赤い丸が撮影場所で、ポイントKからUです。

※上図は国土地理院タイルに場所等の名前や記号を追記して掲載

 

つぎの地図は前回同様に、国土地理院の影付き立体図です。

※上図は国土地理院タイルに場所等の名前や記号を追記して掲載

 

では、この地図に高さの数字を入れましょう。

二回目の今回は、10ケ所を三つに分けます。

 

【3の1】

 影付き立体地図で「丸子川に沿って走って国分寺崖線を探る」

  • 前回は国分寺崖線の×印を付けた高さが、どれも30mを超えていました。
  • 38mというのもありました。
  • 今回の場合、KからOまで、30mを超えたのは一つだけです。
  • それだけ崖線の端っこ、下流に来たということですね。
  • そして、写真を撮っている場所の標高も、このKからOまでは12mほどで、前回の高さの15mには及びません。
  • 撮影場所も当然低くなっています。
  • ポイントMの湧き水のところは、辛うじて×印が30mになってます。
  • やっぱり崖線が高くないと、湧き水も出てこないんでしょう。

※上図は国土地理院タイルに場所等の名前や記号を追記して掲載

 

 【3の2】

 影付き立体地図で「丸子川に沿って走って国分寺崖線を探る」

  • ポイントPは、玉根橋の坂です。
  • 影付きの地図で見ても、ながーい坂になっていますね。
  • そして×の場所が31mという高さです。
  • この玉根橋の坂は、相当にダラダラで高い坂だということです。
  • ポイントQの、二段になっている稲荷坂は立体図で見ると、なんとなくそーかなーっていうレベルでした。

※上図は国土地理院タイルに場所等の名前や記号を追記して掲載

 

 【3の3】

 影付き立体地図で「丸子川に沿って走って国分寺崖線を探る」

  • ポイントSは、酔っ払ってはのぼれない急階段でしたね。
  • この立体図からも、その絶壁感がよく出てます。
  • この階段の崖線の上、×印が38mということは、現地でとった写真からは想像できない高さです。
  • この階段は真っすぐでしたので、もしも38mから続いた階段なら、スキージャンプができそうです。
  • ポイントTは、多摩川台公園の階段でした。
  • ×印の25mという高さは、区民のための公園にふさわしい高さなのかな。
  • そしてポイントUは、そのまんま多摩川の河原です。

※上図は国土地理院タイルに場所等の名前や記号を追記して掲載

 



 

●記録

月日:2020年11月28日 土曜日

時間:9時~14時

場所:丸子川

距離:26Km

 

●関連したもの

丸子川に沿って走って国分寺崖線を探る(その1)見た目より高い20mの高低差 

 

●地図について

このブログに使われている地図や空中写真の一部は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)または、地理院撮影の空中写真を複製し、自転車走行軌跡等を追加加工したものです。国土地理院:https://maps.gsi.go.jp/