ブロンプトンで遠足

歩いて散歩・ブロンプトンで散歩

丸子川に沿って走って国分寺崖線を探る(その1)見た目より高い20mの高低差

10月24日のポタリングで、公園で案内を見つけました。

 

丸子川と国分寺崖線について、小学生向けに説明したものですね。

 

で、小学生と同じような頭のおじさんは、これを見てフムフムとうなづいて、そのあとすっかり忘れてしまいました。

 

昨日、とつぜん思い出したんです。

 

“ そうだ、あそこへ行こう ” (京都へ行こうではないです)

 

ということになって、今回は丸子川を走ります

 

丸子川のはじまりの場所からポタリングしてみようと思います。

 

そんな今回の計画は、

国分寺崖線の高さを感じられる場所を見つけて、写真に撮ろう。

 

という大胆な計画ですよ。

 

たんにダラダラと走っているだけですけどね。

そしてやってきたのは、丸子川のはじまりの場所です。

所在地でいうと、東京都世田谷区蒲田三丁目

ここが今回のポタリング開始地点です。

 

つぎの写真から、アルファベットの文字が入っている写真は、あとで高さの説明に使います。

ここは左側に仙川という川が流れていて、この橋は水神橋です。

 

丸子川はこの仙川からの分流になりますよ。

さっそく、丸子川に沿ってヨタヨタと走ってます。

 

といきなり、こんな急坂が出てきました。

 

ダラーっと長い坂ですね。

 

こういうのって、いがいと疲れるんですよ。

 

そしてこの坂をBの写真とします。

自転車は丸子川の淵をこんな具合で走ってます。

 

歩道ができているので、安全ですね。

 

このとき、わたしの走る速度は、歩いている人とあんまり変わらないです。

ほどなくして、民家園に到着です。

 

正しくは、世田谷区立岡本公園です。

この広い公園の後ろは雑木でワサワサですけど、なんだか高い丘の雰囲気が出てますね。

 

なんとなく高低差がありそうなので、ここをCの写真とします。

走っていて見つけました。

 

丸子川の丘側から、川に向かってこんな湧き水がありました。

 

地下からの水が湧いているんですね。

 

写真でははっきりしないんですけど、かなりさらさらと流れてます。

この湧き水を、Dの写真とします。

そして少し走ったら、湧き水がまたありました。

 

ここはさっきのところよりも、ずっと水量が多いです。

 

丸子川だけでどれだけの湧き水があるんでしょうかね。

ここはEの写真です。

そこそこ走って、下山橋につきました。

 

ここには世田谷区が設置した観光案内があります。

 

「きしべの路」というタイトルの案内です。

それによると、ここは「せたがや百景」のひとつの「岡本もみじが丘」っていう名所になっているんですね。

ということは、この先にその丘があるのかな?

 

ここをFの写真とします。

ハイ、治大夫橋です。

 

ここはおなじみですね。

今回の「国分寺崖線を探る」っていうテーマがないと、この坂は意識しなかったですね。

 

こういう場所は、ダラダラと長いんですよ。

 

ここをGの写真とします。

さらに走ってこんな階段を発見。

 

こりゃたいへんだ。

 

おじいちゃんとおばあちゃんは無理です。

 

そんなこの階段を、Hの写真とします。

稲荷橋を通るこの坂も、なかなかのものですね。

ではここを、Iの写真とします。

丸子川からちょっと横に入ったところです。

 

こんな階段がありました。

 

これだけ見てもかなりの高さです。

 

ここを、Jの写真とします。

 

ということで、ここまでが丸子川を走ってきた写真です。

 

AからJまで、全部で10カ所になりました。

 

そして今回のポタリング終了地点は、東京都世田谷区野毛三丁目の第三京浜の高架の下でした。

 



 

それでは、10カ所の写真を国土地理院の地図に落とし込みます。

次の地図を見てください。

・青い線は丸子川です、

・自転車はその脇を走りました。

・赤い丸は、写真を撮ったAからJまでの場所です。

※上図は国土地理院タイルに場所等の名前や記号を追記して掲載

 

つぎの地図は、上の地図に影を付けたものです。

こうすると立体感が出て、高低差がわかりますね。

※上図は国土地理院タイルに場所等の名前や記号を追記して掲載

 

撮影した場所は10カ所で、前半の6カ所と後半の4カ所に分けます。

では、前半の6カ所を見てみましよう。

AからFの撮影場所は、標高が16から15mとほぼ同じですね。

そして高いところは、38から28mと、バラバラです。

全体的に高低差は20mくらいです。

影付き立体地図で撮影場所を探る

  • Aの丸子川はじまりの場所は、まわりが住宅で丘らしきものは見えませんでした。
  • といことが、次の地図でもハッキリとわかります。
  • Aからかなり離れて38mの丘がありますね。
  • Bの場所は、目の前が長いダラダラ坂でした。
  • DとEは湧き水の場所で、次の地図にも、かなりの絶壁っていう感じに映ってます。
  • これくらいの絶壁でないと、湧き水は出ないのでしょうか。
  • Fの「岡本もみじが丘」は、かなり先にある丘だというのがわかります。

 

自転車で走ってみて、木立が多いから20mの高低差はあんまり感じなかったですね。

こうして立体的にみると、丸子川は崖線の淵を流れているっていうのが、はっきりとわかります。

※上図は国土地理院タイルに場所等の名前や記号を追記して掲載

 

つぎは、後半の4カ所です。

ここも高低差は20mくらいです。

しかしまあ、うまいこと崖線に沿って川になっています。

影付き立体地図で撮影場所を探る

  • Hの急階段は、次の地図でも、目の前の絶壁っていう感じです。
  • Iの稲荷橋を通る長い坂は、地図の溝のところになるのでしょうか。
  • Jの急な階段は、うしろの30mの丘に続いるようです。
  • 現地で見たHとJでは、Jの階段のほうがHの階段より急なイメージですけど、実際にはHのほうがうしろの丘は高いんですね。

 

※上図は国土地理院タイルに場所等の名前や記号を追記して掲載

 



 

●記録

月日:2020年11月26日 木曜日

時間:9時~14時

場所:丸子川に沿って

距離:22Km

 

●関連したもの

国分寺崖線の別のもの

 

成城三丁目の急坂は、なかなか手ごわかった

 

成城三丁目の国分寺崖線につづく坂は標高46m 

 

●地図について

このブログに使われている地図や空中写真の一部は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)または、地理院撮影の空中写真を複製し、自転車走行軌跡等を追加加工したものです。国土地理院:https://maps.gsi.go.jp/