ハイ、ここは東急電鉄大井町線の等々力駅前です。
ここに来るのは久しぶりですね。
あいかわらず、この駅、いいアジ出してますよ。
駅の北口と南口が数歩で歩けるという、他の駅では体験できない、貴重な場所です。
そしてこの駅舎もシブイですね。
木で組んである骨組みです。
これを見たら、写真を撮らずにはいられません。
ただ今は、自転車を押して歩道を歩いてます。
等々力商店街のバス停で写真をパチリ。
いまは午前で人出はパラパラですけど、日曜日でいい天気のきょうは、午後にはドカンと行楽の人があるんじゃないかな。
そうなると、この歩道はまっすぐに歩けないでしょうな。
で、やって来ましたゴルフ橋です。
この橋の脇に、等々力渓谷への階段がありますよ。
でも今回は等々力渓谷へは行きません。
ところで、この橋の名前がゴルフ橋だというのは、いくらかの人は知っているでしょうね。
なんで、ゴルフ橋なのかというのを、知っている人は少ないでしょう。
何しろ、ここにはゴルフ場が無いですからね。
でもでも、昭和の初めの頃に、この近くにゴルフ場があったんです。
わたしは、いろいろな地図とニラメッコして、その証拠を見つけました。
ということで、今回の企画は、
等々力渓谷のゴルフ橋の近くにあったゴルフ場の痕跡をさがす
という壮大なテーマにしました。
カンタンに言うと、ゴルフ場があったと思われる地域を自転車でぐるーっと回って、思い出の品を探そうというわけです。
そして今回の記事は、現地を走って撮った写真の内容です。
次回の記事は、走った軌跡と地図でゴニョゴニョしますよ。
では、出発。
この橋の下が、等々力渓谷ですよ。
やって来ました。
写真の道路の右側一帯が、ゴルフ場があったところです。
ぐるーっと一周は、ここからスタートします。
野毛1-11番地は、かなりの高台です。
これから、つぎの写真の左方向の道路を行きますけど、しっかりと登りになってます。
そしてわたしの目の前が、こんなんです。
写真で感じるよりも、スゴイ急こう配ですよ。
勾配は10%以上はありますね。
この坂は電動アシスト自転車でないと、ゼッタイに無理。
そんな急坂の先がここ、走っている左側を撮りました。
この階段の先の一帯が、昔のゴルフ場になります。
かなりの急坂の上にあったんですね。
ということは、ゴルフコースもアップダウンが激しかったのかな。
ゴルフ場の思い出の品になるようなものはないかと、キョロキョロしてます。
それで電柱を見てます。
電柱の番号には、その地域の古い名前が使われていることがあるんですけど、この電柱には無かったです。
ちなみに古い町名が使われているものに、消火器の箱もありますよ。
ゴルフ場があった地域は、今では「玉川野毛町公園」になりました。
地図があります。
この地図の公園一帯が、ゴルフ場だったんです。
今回のぐるっと一周も、だいたいこの範囲を、左周りで回りますよ。
今は、公園一帯が整備工事中です。
いつも思うんですけど、この銀色の柵は、町の雰囲気にゼンゼン合わないですね。
その柵のすき間から、なかを覗きました。
こりゃスゴイ。
ほとんど森になってます。
この雰囲気だと、タヌキさんもいるんじゃないかな。
さらにノソノソ走ってます。
ここは公園の出入口か。
ということは、ゴルフ場の出入口だったのかな。
そんな出入口らしき場所に、こんなもの発見。
なんだろ?
おじさんは、どうしても、こういうものが気になってしょうがないです。
環八道路に出ました。
環八に沿って、この先を進みますよ。
しばらく走って休憩して、走ってきた後ろを見てます。
ここで、隣の手すりが気になりました。
イヤーッ、かなりの年季ものですよ。
鉄の柱が、ここまでになるのは、相当の年月が必要でしょ。
もしかしたら、この鉄柱は昔のゴルフ場のものかな?
昭和の初めころからここにあったら、こんな具合になるかも?
これはゴルフ場の思い出の品かと、勝手に想像している、単細胞頭のおじさんです。
さらにヨタヨタ走りながら、思い出の品はどこだ、とブツブツ言いながら到着したところは、この公園の正面玄関です。
ここまでがゴルフ場があった、公園一帯を一周したところです。
残念ながら、思い出の品になるような物は、発見できませんでした。
そうなると、疲れがドッと出ますね。
疲れた単細胞頭で、ペットボトルの水をガブ飲みしながら、ちびっ子たちを見てます。
だいぶ前に、ここにゴルフ場があったことなど知らなくても、ちびっ子は青空の下で、元気に走り回ってました。
●記録
月日:2021年10月3日 日曜日
時間:10時~14時
場所:等々力渓谷
距離:25Km
●等々力渓谷を歩きました