- 展示室にある木の水道管は大正生まれ
- 走って着いた「水道水源地」は歴史ガイドの看板だけでした
- さらに走って、中部下水道事務所は静かです
- もっと走って、等々力水処理センターでサッカー見物
- 見つからないなら、地図を使った空中作戦しかない
ハイ、10月28日の続きです。
川崎市の水道100年の展示をしてる「大山街道ふるさと館」に、また来ました。
というのも、地図で探す前に、今日はそれらしい場所に行ってみようと思います。
そして自転車で走る前に、前回取り損なった写真を撮りに来ました。
展示室にある木の水道管は大正生まれ
「大山街道ふるさと館」に入りました。
展示室のいちばん奥にあったのが、これです。
何だと思いますか、これ水道管なんですよ。
木で作った水道管です。
説明によると大正8年の物で、水源地から浄水場までの7kmに、この木の管を使ったそうです。
直径は30センチくらい。
よく見てください、この木の管のまわりにグルグルしているものは、太い鉄線です。
壊れないように、しっかりと巻かれていますよ。
しかしまあ、よくこれを、7kmも引いたなー
そして組み合わせた木は、水が漏れないように、こんな形になってました。
なんと細かな仕事。
では説明を見ましょう。
現在の幸区役所と書いてありますけど、ここが先日行った幸文化センターです。
幸区役所の敷地に、幸文化センターがあるんです。
川崎市水道発祥地という碑もありましたね。
それでもわからないのは、宮内水源地です。
川崎市内に、宮内という地名の場所があるのは知ってましたけど、水源地らしきものはあるのかな。
ということで、では宮内水源地の場所探しに出発しましよう。
走って着いた「水道水源地」は歴史ガイドの看板だけでした
展示品をジックリ見たあと、ワッセワッセとペダルを回してやってきました。
ここは大ケ谷戸橋(おおがやとはし)です。
この近くに宮内郵便局がありますから、ここは川崎市の宮内。
木の水道管の説明にあった、宮内水源地の近くのはずです。
で、この橋にはこんな案内があります。
ナニナニ「八ツ目土と水道水源地」
水道水源地って書いてありますね。
でも、ここのどこが水源地なんだろ。
こういう説明があると、全部読んでしまう、ヘンなおじさんです。
フムフム・・ここは多摩川が大暴れして、堤防が何回も壊れた場所なんですか、たまらんな。
そして宮内貯水場があった、とありますよ。
でもまわりには、それらしきものがないんですけど。
さらに走って、中部下水道事務所は静かです
そんなんで、自転車でウロウロしてます。
ここは、川崎市中部下水道事務所。
さっきの八ツ目土の案内から、直線で200mくらいのところです。
水道に関係した施設ですね。
ここが貯水場だったのかな。
どう見ても、普通の事務所ですね。
こういうときは町内の物知り、宮内自治会の掲示板を見ましょうね。
よーく読むと、貯水場のことはなーんにも書いてありません(あたりまえか)
しっかりと、七五三のお知らせがありました。
もっと走って、等々力水処理センターでサッカー見物
貯水場の跡がなかなか見つからないからと、ガッカリしてはいけません。
もう少し走りますよ。
と、ここは川崎市等々力水処理センターです。
道路の反対には等々力のサッカー場があって、何組かがサッカーで格闘中でした。
この水処理センターはデカイ、そして立派。
もしかしたら、ここが貯水場だったのかなー
そんな雰囲気はないなー。
しかたない、今日はこのくらいにしといてやろう(負け惜しみ)
見つからないなら、地図を使った空中作戦しかない
今回走ってみての感想は、しっかりとココが貯水場だった、っていう決定打はなかったです。
でもわかったのは、この宮内という場所は、川崎市の水道関係の施設がいろいろとあるということでした。
では帰って、作戦を練り直します。
こうなったら、地図を使った空中作戦に変更しましょう。
●記録
月日:2021年10月30日 土曜日
時間:10時~14時
場所:川崎市宮内のあっちこっち
距離:20Km
●前回のポタ記事