ブロンプトンで遠足

歩いて散歩・ブロンプトンで散歩

多摩川を挟んで、同じ名前で出ています・宇奈根(うなね)

 

またまた今回も、東京側と川崎側にある同じ地名の場所を回ります。

どちらも呼び名は、宇奈根(うなね)といいます。

 

走るコースは、世田谷区宇奈根から見て回って、多摩川を渡って川崎市に入って、川崎市高津区宇奈根の町までです。

 

両方の町で、どれだけ “ 宇奈根 ” という名前の場所や物があるのか、路上採集します

今回は路上採集の写真だけです。

次の回では古い地図を使って、あーでもないこーでもないと、コネコネしますよ。

 

ということで、小田急線の和泉多摩川駅の近くにいます。

ここは水道道路のはじっこ、見てのとおり真っすぐで、3kmも続くんですよ。

 

では、ここからスタートしましょう。

 

世田谷区 宇奈根氷川神社

最初の路上採集の場所です。

いやー、ここの境内は広いですよ。

鳥居さんの脇には、こんな石柱がありました。

おなじみの「せたがや百景」の石柱でした。

フムフムと読むと、昔の鎮守様の雰囲気が、そのまま残っているそうです。

これでちびっ子がワイワイ遊んでいたら、いい写真になるんだけどね。

 

世田谷区 宇奈根一丁目公園

そしてここにも、ちびっ子はいませんでした。

 

世田谷区 宇奈根ハンカチ公園

ほんとに小さい公園なんですけど、どうしてハンカチなんだろう。

それにしても、公園に子供がいないですね。

なんで?

それでここは、水道道路の終点です。

ネ、真っすぐでしょ。

 

世田谷区 宇奈根の渡し跡

ここは多摩川サイクリングコースの脇で、いままで何度も走っていますね。

地元の子供たちが作った「うなねのわたし」の記念碑がかわいいです。

この案内板に書かれている、最初のところを引用します。

多摩川は古くから洪水により流路が変わる暴れ川であり、流れの大きな変化によって村が分断されることもあった。

この宇奈根の渡し跡から見た、川崎側の風景です。

 

川崎市高津区 宇奈根町内会の消防備品庫

ここからは川崎市高津区です。

 

川崎市高津区 宇奈根信号

 

川崎市高津区 氷川神社

世田谷にも氷川神社がありましたね。

石碑に神社の云われがあったので引用します。

氷川神社は明治45年の区画変更により東京府北多摩郡砧村より神奈川県橘樹郡高津村に編入され昭和二年当地の氏神として分祀

ということは、こちらの氷川神社は世田谷にあった氷川神社の「分家」なんだ。

 

川崎市高津区 宇奈根まちかど公園

この公園にも、ちびっ子はいませんでした。

 

川崎市高津区 宇奈根の渡し跡

多摩川サイクリングロードの脇にありますよ。

この説明の引用をします。

洪水で分断され、右岸に飛び地(分村)が生まれた。耕作に通う作場渡しのほか、溝口と世田谷方面を結ぶ交通にも役立った。1950(昭和25)年に廃止。

作場渡し(さくばわたし)っていうのは、農作業のために使う渡し場で、運賃は取らなかったそうです。 

f:id:aozorapota8823kun:20220327124255j:plain

 

川崎市高津区 川崎市多摩川緑地

この渡し跡の多摩川側にも道があるので、行ってみたのがこちらの写真です。

とんでもなく広い運動公園になっていました。

 

●記録

月日:2022年3月27日 日曜日

時間:9時~14時

場所:世田谷区と川崎市の宇奈根地区

距離:18Km

 

いままでの「アッチコッチ飛び地」いろいろ

 

宿河原

 

上布田と下布田

 

和泉

 

世田谷側と川崎側を、渡し舟で行き来していたころの話です