ここは大田区の六郷橋近くの「六郷神社」です。
ちょっとした調べごとがあったので、帰り道に寄りました。
それでもって、いま立っている場所は、旧東海道側の鳥居の下です。
ここに「六郷神社由緒」という大きな案内があるので、例によってフムフムと読んでいます。
この案内でいちばん気になったのがこちらです。
「江戸名所図会」(えどめいしょずえ)
この絵、わたしの背丈よりもかなり高いところにあるので、背伸びしてジーっと見ています。
そして腕をいっぱいに伸ばして、写真を一枚撮りました。
それがこちら。
例によって拡大しますよ。
これは「江戸名所図会」に描かれた六郷神社です。
文字が、庚申、拝殿、本社、八幡塚とありますね。
ポイントは、この八幡塚(はちまんづか)です。
ではここで、案内にあった説明を引用しますね。
社殿の上の方にひときわ大きくめだっているのは、今も境内にある塚で八幡塚あるいは神輿塚と呼ばれ、竹林に囲まれていた様子がうかがえます。かつて六郷六か村の中心をなし、当社の宮本でもあった八幡塚村という村名は、この聖なる塚に由来します。
ではその塚を見にいきましょう。
こちらが引用にもあった、竹林に囲まれていた様子の、塚の全体です。
何本もの高い木に囲まれて、小さな森になってました。
保護柵の前には、“ここは大田区の保護樹林ですよ”と、大きな看板もあります。
六郷の聖なる塚は、小さな森のなかでした。
●記録
月日:2022年6月2日 木曜日
時間:10時~12時
場所:大田区六郷
距離:徒歩
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