昨日のつづきで、多摩川の川辺を歩いています。
ここは稲田堤。
この付近は、桜見物の名所でした。
なんでも、東京からここまで、お花見におおぜいのお客さんが来たそうです。
その土手の下にあるこのバス停、どうですか。
ここだけ時間が止まっているようですね。
そしてこの稲田堤は、古賀政男さんが作曲した、名曲『丘を越えて』を生み出したところだそうです。
この近くには、多摩川の対岸との間を結ぶ、いくつかの渡し場がありました。
その一つに、明治時代から始まった「下菅の渡し」という渡し場があります。
「下菅の渡し」の説明によると、渡し舟は稲田堤の桜見物の客にも利用された、とあります。
『丘を越えて』は昭和6年の発表ということです。
そして明治時代から始まった「下菅の渡し」は、昭和10年で終わりになりました。
もしかしたら、古賀政男さんも渡し舟を使ったのでしょうか。
そんなこんなで、多摩区観光協会さんもPR中です。
稲田堤の桜の写真と「丘を越えて」の過去の記事
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●記録
月日:2022年9月11日 日曜日
時間:10時~13時
場所:多摩区稲田堤
距離:徒歩