昨日は、筏道とも呼ばれた「品川道」または「旧品川みち」の記事でした。
そして本日は、その道の始まりの場所、府中の大國魂神社に来ました。
ところで大國魂神社には、有名な「くらやみ祭り」があります。
古い時代、この大國魂神社から品川まで、「くらやみ祭り」に使う清めの潮水を汲みに歩いて行ったのです。
この行事は「潮盛り」とも呼ばれているそうです。
その「潮盛り」は現在まで続いているというから、なんともすごいことですよね。
さすがに今では、歩いていかないでしょうけどね。
そして「潮盛り」の日が、本日、4月30日なのです。
まったくの部外者のわたしに、この行事は無関係なのですけど、筏道のいろいろを探っているところから品川道の話になって、いろいろ調べたら大國魂神社の4月30日が浮上してきたのです。
そこで4月30日の雰囲気を味わおうと思った次第です。
次は大國魂神社のホームページの言葉です。
4月30日
品川海上禊祓式(潮汲み・お浜降り)午前9時30分出発 午後4時頃帰社
「潮盛り」とも呼ばれる神事であり、神職一行が品川海上に出て身を清めるとともに、清めの潮水を神社に持ち帰り、大祭期間中の朝夕潔斎時にはこの潮水を使用する。ここからくらやみ祭の一連の行事が始まる。
《出典》大國魂神社ホームページ
ということで、大國魂神社です。
写真のように、開店準備中のお店が並んでいますよ。
写真のずーっと先が本殿で、鳥居から本殿の前まで、準備中のお店が並んでいます。
この数は、町のお祭りの規模を超えていますね。
なんと、本殿近くにはさじき席までありました。
このさじき席前で、お神輿が暴れるのでしょうから、ここからの見物は迫力満点。
当日の様子は、インターネットのいろいろな写真を見たらいいですよ。
そしてこちらは本殿。
さっきのゴチャゴチャ感とは違って、参詣の人はおごそかな雰囲気です。
アッチコッチうろうろして、JR府中本町駅に来ました。
駅改札口のすぐ前には「くらやみ祭り」のちょうちんが、ずらーっと並んでいます。
5月3日から6日までのこの改札口は、新宿駅のラッシュ並になるのは間違いなしです。
そして、このちょうちんの下をくぐると、大國魂神社へは歩いて3分です。
ちょうちんの横には、大國魂神社への道順とイベントの紹介案内があります。
観光キャラクターの「古都見ちゃん」もいますよー。
大國魂神社のいろいろ
●記録
月日:2024年4月30日 火曜日
時間:午後
場所:大國魂神社
距離:徒歩