ブロンプトン君といっしよに、ご近所を自転車散歩してます。
うろうろして、小さな橋を渡ろうとしました。
何気なく見たら、松本橋という名前があります。松本さんちの持ち物かなーって、オバカなことを思いましたね。そして、四隅にある親柱が気になったので写真を撮りました。
左上から時計方向に、松本橋、五反田川、昭和六十一年九月竣工、まつもとはし。
なぜ写真を撮ったかというと、こんなに小さな橋で、橋の四隅にしっかりプレートがあるのもめずらしいからです。
パチパチと写真を撮りながら、おもしろいことを思いつきましたよ。
ここからは、撮ってきた写真をコネコネしますよ。
つぎの絵は、松本橋を上から見たイメージと、四隅にあったプレートの配置です。
じつはこのプレートの配置は、正しいプレートのつけ方なんですね。漢字で書かれた橋の名前と川の名前があるほうが、道路の起点側になるんです。別の言い方をすれば、橋の入り口ですね。
ではこの松本橋の場合、道路の起点はどこかということが気になります。
そこで明治のころの地図に、松本橋のプレートの位置を載せましょう。地図の中央が松本橋です。
全体をわかりやすくするために、もう少し高いところから見た地図にします。
起点側の先には一本の道が続いてます。先日ポタリンクで見た津久井道の案内を、同じ場所に載せました。
そうなんです、この松本橋は津久井道だったんですね。川崎の登戸地区から見た津久井道の東方面は、多摩川を渡ってさらに行って、大山街道と合流して終点は赤坂御門です。
ということで、松本橋の起点側は大山街道で、起点は赤坂御門ということになりました。
●記録
月日:2022年4月7日 木曜日
時間:13時~14時
場所:ご近所あっちこっち
距離:6Km
●津久井道の案内
地図の出典
◆古い地図について
地図は「農研機構農業環境研究部門」内「歴史的農業環境閲覧システム」の画像に、場所等の名前や記号を追記して掲載。
農研機構農業環境研究部門
https://www.naro.go.jp/laboratory/niaes/
歴史的農業環境閲覧システム
https://habs.rad.naro.go.jp/
地理情報システム ひなたGIS
https://hgis.pref.miyazaki.lg.jp/hinata/