「ビール坂」を味わうのには“つまみ”が必要です。
“つまみ”は、なんといっても、坂の傾斜の具合でしょ。
ということで、
傾斜の具合、勾配についてゴニョゴニョしたら面白い
かなって思いました。
このあと、坂の勾配についての数値が出てきますが、これはわたしの独断的な見方です。
で、先日の「ビール坂」のおさらいをします。
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つぎの写真は、「ビール坂」の開始地点でした。
ここから少し水平が続いて、そのあと坂になっているのがわかりますよね。
そして寄り道して「ビール坂緑地」で写真をパチパチ撮りました。
そのあとは自転車を押して「ビール坂」を上ります。
ここいらから、坂はほぼ直線になります。
そして頂上に到着しました。
こうして見ても、ほとんど直線だというのがわかりますね。
ここまでが、先日のおさらいです。
ここからは、「ビール坂」を味わう“つまみ”です。
例によって、国土地理院さんの地図を使わせてもらいます。
- 「ビール坂」の直線になるところを、国土地理院の作図機能で断面図にしました
- ここで使う標高や距離などの数字は、端数を削除してます
- “つまみ”にするところは、標高が30mと45mの頂上のところです
- この2点間は、水平距離で160mあります
- 高低差が15mで間隔が160mなので、勾配は9.3%になります
直線の勾配が9.3%もあったんですね。
このような勾配の数字は、道路の標識でときどき見ます。
クルマで走っているときは、10%の坂の標識があっても、素通りですね。
でも自転車や歩いての9%の坂は、ナカナカの強敵ですよ。
わたしの場合、いままで坂道を登れたのは、せいぜい7%くらいでした。
変則ギアが無い16インチタイヤののブロンプトンでは、それくらいが精いっぱいです。
ただし、いまは坂になると、ほとんど自転車を押してます。
この「ビール坂」も、もちろん自転車を押して、しっかり味わいました。
●関連したもの
坂道の傾斜測定器を自作して、「ビール坂」を測りました